可愛い八重歯のデメリット

投稿日:2021.2.10 | カテゴリー:ジェムブログ, スタッフ日記

こんにちは。ジェム矯正歯科 受付の曽我です。

 

まだまだ寒い日が続きますが、徐々に春に向けて温かい日差しになってきたかのように感じます。

 

ですが、防寒対策は忘れずに!

この時期風邪をひくのは怖いので、十分気をつけてくださいね(^^)

 

 

さて、今回は「八重歯」についてお話します。

 

欧米などでは、≪吸血鬼・悪魔≫とされており、

また中国では≪虎の歯≫と呼ばれ、縁起の悪いものとして考えられています。

 

ですが、日本では芸能人がつけているのを見て、

 

かわいい!

小悪魔みたい!

 

と魅力に感じた方が多かったように思います。

小学生の時の私も、ニコっと笑うと顔を出す八重歯の友達が可愛いなぁと思っていました!

 

 

実際、数年前には「つけ八重歯」や「八重歯を生やすには」と歯医者さんに問い合わせが多かったようです。

歯や歯列を綺麗にするための歯医者でその問い合わせは難しかったでしょうね、、、

 

 

では、日本でチャームポイントして認識されている八重歯のデメリットは何でしょうか。

 

‣口腔内のケガ

 

‣汚れが溜まりやすい

 

‣噛み合わせが悪くなる

 

などなど

大きく上記の3つが挙げられます。

 

1つ目の『口腔内のケガ』とは、

唇や頬の内側、舌などを傷つけてしまう可能性があるのです。

もし、犬歯が八重歯だった際は通常よりも尖った形になる恐れがあるので注意です。

 

口の中がケガをする=口内炎ができやすい状況になります。

 

口内炎、、、、痛いですよね、、、、食べ物をもっと自由に食べたい、、、

なんて考えてしまいますよね(>_<)

私自身、口内炎ができて苦しい思いをしたことがあるので、

口内炎はもう作りたくないです!!!!!!!

 

 

2つ目の『汚れが溜まりやすい』とは、

八重歯があることによって歯磨きが難しくなることが原因です。

 

大事な歯の隙間や裏側などにブラシが届かない状況になる可能性があります。

そうなると、自分自身のみでは汚れが溜まり、最悪な場合虫歯や歯周病になってしまいます。

 

 

最後の『噛み合わせ』についてですが、

通常食事の時、犬歯がうまく噛み合っている時には少し奥歯に隙間ができるのです。

 

ですが、上下の犬歯がうまく噛み合っていない場合、

他の歯がすり減ったり、奥歯にひびが入る可能性があります。

また、顎に負担がかかってしまうこともあります。

 

 

このように八重歯にはチャームポイントと引き換えにデメリットがあることを認識しておきましょう。

 

 

 

では、八重歯は治せる?

 

はい!八重歯は大人になってからでも矯正治療で治すことができます。

 

治療方法は患者様の状態によって変化しますが、当院では八重歯から綺麗な歯列になった患者様が多くいらっしゃいます。

 

歯列矯正が気になる方はぜひ無料相談にお越しください😊

 

 

*参考図書:https://sm-dc.com/15971306582864

 

悪阻がひどい時の口腔ケア 

投稿日:2021.1.29 | カテゴリー:スタッフ日記

こんにちは!
ジェム矯正歯科の歯科衛生士 作野です⛄

 

 

2021年になり早いもので1か月が経ちますね。

寒い日が続いており、最近は一段と寒さが厳しくなってまいりました。

風邪などひかぬよう十分にお気をつけください。

 

 

 

先日妊娠中の患者様が悪阻がひどく歯磨きがつらかったとお話されていました。

悪阻が個人差があり、歯ブラシをいれると気持ち悪くなるというかたもいらっしゃいます。

その方は、つらくても矯正装置がついているので頑張って磨いていただいてたそうです(´;ω;`)

 

また、妊娠すると女性ホルモンが増えることで口の中の状態は変化し、妊娠初期は歯とお口のトラブルが増えやすい時期となります。

口の中を正常に保つ唾液の分泌が低下してしまうので、トラブルになりやすい時期なのです。

 

 

<悪阻がつらい時の口腔ケア>

歯磨きは一日のうちで体調のよい時間にリラックスして行いましょう。

その際、ヘッドの小さい歯ブラシを使用してみてください。

 

歯磨きの時は、下の方を向いて、歯ブラシを舌に当てないようにすると気持ち悪くなるのをを避けやすいです。

 

または歯磨き粉は、香料や味の強いものは避けるとよいでしょう。

 

どうしても歯磨きできない時には、デンタルリンスや水でのブクブクうがいを行ってください。

 

若い方でもなりうる!歯周病(Silent disease=沈黙の病気)

投稿日:2020.12.24 | カテゴリー:ジェムブログ, スタッフ日記

 

こんにちは!ジェム矯正歯科 歯科衛生士の菊地です🐻💜

 

Happy Merry Xmas🎅🎄

早いもので2020年もクリスマスを迎えましたね!

今年はコロナコロナの1年で皆様大変な年だったかと思います。

当院でも皆様に感染症対策にご協力いただきまして誠にありがとうございました。

来年には落ち着いて明るい未来が待っていますように、、(^^)

 

 

本日は歯周病についてお話しします。

日本人の5人に4人は歯周病(歯槽膿漏)にかかっている、もしくはその予備軍であると言われています。

歯周病は歯垢(プラーク)に付着した歯周病菌が引き金となって起こる感染症であり、誰でも感染する可能性のある病気です。

年を重ねるごとに発症リスクは高くなります。歯周病は、口腔内の清掃状態の悪さが招く病気ですが、ご自身の体力や免疫力も発症・悪化につながる要因になります。

基本的に年齢が高くなればなるほど感染しやすくなる傾向にある歯周病を「慢性歯周炎」と言います。

歯周病は、初期の自覚症状がほとんどなくSilent disease(サイレントディジーズ=沈黙の病気)と呼ばれるほど痛みなどの症状が少ないことも大きな特徴です。

そのため発見が遅れがちになり、かなり症状が進行してから気づくというケースも少なくありません。

進行するにしたがって歯茎の腫れや出血、膿、口臭、歯のグラつきなどの症状が現れます。

 

その一方で若くても発症する歯周病もあります。「侵襲性歯周炎」は、別名「若年性歯周炎」とも呼ばれ、10代・20代で発症します。

年齢が30~40代と若い方で、かつ重度の歯周病を患っている方は「侵襲性歯周炎(急速破壊性歯周炎)」の可能性があります。

歯周病のなかでも特に重症化しやすいのが侵襲性歯周炎です。

・30歳以下の若い年齢層で発症する
・慢性歯周炎よりも骨吸収のスピードが速い
・家族が同じように発症する傾向がある

といった特徴があげられます。

原因としてはお口の中に特異的な細菌が多く存在していることが主な原因といわれています。
その細菌が毒性を持ち、歯周ポケット(歯と歯茎の境目の溝)内に入り。急速に増加することで歯周組織が侵されていきます。

 

歯周病は放置していても治るものではありません!進行していく一方です⚠
最悪の場合、歯が抜けてしまうのが歯周病です。
一度失ってしまったご自身の歯は取り戻すことができないですからね😖💦

 

・歯茎から出血がある
・歯茎に痛みを感じる
・口臭を感じる
・口腔内がねばねばする

といった症状がある場合は早めに歯科医院を受診しましょう。

 

一度お話ししたように痛みがなくとも進行していくのが歯周病です。
気付かぬ間に進行してしまってたいたということがないよう定期的に歯科医院を受診するのが最も良いですね✨
生涯を共にするかけがえのないご自身のお口ですので、歯磨きを怠らずに大切にお手入れしていきましょう!

 

 

今年1年ありがとうございました。

それでは良いクリスマス、良い年末年始をお迎えください🐮❤

皆様にとって幸せな2021年になりますように、、🍀

むし歯は自然に治る? 

投稿日:2020.11.30 | カテゴリー:スタッフ日記

こんにちは!
ジェム矯正歯科の歯科衛生士 作野です🍄

 

連休は暖かい日が続いたと思えば急に寒くなってきましたね💦
私はついにコートを出し始めました!!

また院内が換気の為に窓をあけているので、外から冷たい風が入ってくるようになり大変ご迷惑をおかけしております(>_<)
みなさまご来院の際は暖かくしてお越しいただければと思います。

 

 

先日、患者様のお口を見ていると小さなむし歯を発見したため大きくなる前に一般歯科にて診てもらうよう話したところ患者様からこのように言われました。

「歯磨きを頑張ればむし歯は治りますか?」

この質問、患者様から意外と聞かれることが多いように思います。

残念ながらむし歯はいくら歯磨きを頑張っても治療しない限り治りません😢

 

 

怪我などをしたときなど、皮膚の傷は時間が経てば治りますが、むし歯が自然に治るということはありません。

一度むし歯になった歯のエナメル質や象牙質などが、自然治癒で再生するなら、歯科医院はいらなくなってしまいます。

 

むし歯になった歯は、放置していても治ることはなく、進行しないかどんどんむし歯が大きくなり進行してしまうかのどちらかです。

 

初期のむし歯は削ることなくフッ素塗布や徹底的な歯磨きで進行を抑えることができますが、何もせずに放っておけば、確実に悪くなっていきます。

 

まずは一般歯科で歯科医に診てもらい、必要であればレントゲンを撮り(見た目はわからなくても歯の中でむし歯が進行している場合があります)
治療するかどうかの判断をしてもらわないといけません。

 

また、歯科医はむし歯の進行度だけでなく、その人の年齢や体質など様々な要素を総合的に判断します。
その時に大切なのは、その人がどれだけ丁寧に歯を磨く習慣をもっているかということです。

 

歯磨きをいい加減にする人には、歯磨きの方法を指導し食事の習慣等から見直していかないと治療をしたところでまたむし歯ができてしまいます。

 

定期的な検診を歯科医院うけ、普段の歯磨きでは落とせない汚れ、歯垢や歯石除去を行い、歯磨きの指導を受け、毎日きちんと歯磨きをします。
間食の頻度を見直し、甘いものの過剰な摂取は控えるなど日常生活の習慣を見直すことが大切です。

 

 

口呼吸

投稿日:2020.10.29 | カテゴリー:ジェムブログ, スタッフ日記

 

こんにちは!ジェム矯正歯科 歯科衛生士の菊地です😊

朝晩と冷える日が増えてきて秋を感じますね🍃
毎年紅葉を見に行きたいなーと思いつつ、いつの間にか見頃が終わってしまっているので
今年こそはウイルスに気をつけながらも見に行きたいなと思っています(^^)❤
皆様はGOTOキャンペーンでどちらか行かれましたか😊??

 

よだれを垂らして寝てしまっていたなんてことはないですか?💦笑
とっても恥ずかしながらわたしはごくごくたまにあります、、(^_^;)
どうしてこういうことが起きるかというと口呼吸をして寝てしまっていることが原因です。

 

人間は通常鼻呼吸をして空気を取り入れていますが、鼻が詰まっていたり、口呼吸が癖になってしまっていたり
することでこういったことが起きるのです。

 

どうして口呼吸がいけないかについては様々な理由があります。

 

まず、虫歯や歯周病になりやすく、口臭の原因にもなるということです。
お口の中には唾液が常に出ている状態が正常ですが、この唾液はお口の中の細菌をやっつけたり、
汚れを洗い流したりなど様々な働きがあります。口呼吸をすると、お口の中が乾燥してしまい、
唾液がうまくまわらずに虫歯や歯周病の原因菌が繁殖し放題になってしまいます。
また、お口の乾燥により歯に汚れがつきやすく、歯の黄ばみの原因にもなります。

 

そして歯並びにも影響を起こします。口呼吸で口を開けている時間が長くなるために、
口輪筋による前歯の舌側への作用が弱くなり、歯がくちびる側へ傾斜するようになります。
また、口呼吸をしていると咀嚼機能が低下します。そのため嚥下障害や消化障害も引き起こしかねません。
咀嚼しているときにくちびるが開いているため、音を立てて食事をするというマナー上の問題もあります。

 

もう一つ、風邪やウイルス、アレルギーになりやすくもなります。
鼻から呼吸する場合、外気を取り込む際に一緒に入ってきた細菌やウイルスなどを排除する機構が備わっているため、
風邪をひきにくかったり、ウイルスに感染しにくいという特徴があります。
また、鼻呼吸の場合は冷たく乾いた空気を吸い込んでも副鼻腔の働きにより加温・加湿された状態で
気道に空気を届けるなどの機能も働きます。
一方、口には鼻のような外気に対する機能が備わっていないため、直接細菌やウイルス、塵などを取り込んでしまうことになるのです。

 

 

これらを見ると口呼吸に何一ついいことがありませんよね💦

口呼吸を改善させる方法として、、

アレルギー等でそもそも鼻が詰まっていて鼻呼吸ができないという方は、まずは耳鼻科でしっかり鼻づまりの根本から治療しましょう。

口呼吸が癖になってしまっている方は、お口の周囲の筋肉が緩んでしまっていることが考えられます。

この場合は意識して鼻で呼吸するように努力したり、テープなどで上下の唇を止め、機械的に上下の唇を閉じ、
お鼻で呼吸させる等の方法があります。またお口周囲の筋力を鍛えることも大切です。→口腔筋機能療法(MFT)
最近では口呼吸の予防グッズなども販売されていますので、そういったものを利用するのもオススメです(^^)