若い方でもなりうる!歯周病(Silent disease=沈黙の病気)
こんにちは!ジェム矯正歯科 歯科衛生士の菊地です🐻💜
Happy Merry Xmas🎅🎄
早いもので2020年もクリスマスを迎えましたね!
今年はコロナコロナの1年で皆様大変な年だったかと思います。
当院でも皆様に感染症対策にご協力いただきまして誠にありがとうございました。
来年には落ち着いて明るい未来が待っていますように、、(^^)
本日は歯周病についてお話しします。
日本人の5人に4人は歯周病(歯槽膿漏)にかかっている、もしくはその予備軍であると言われています。
歯周病は歯垢(プラーク)に付着した歯周病菌が引き金となって起こる感染症であり、誰でも感染する可能性のある病気です。
年を重ねるごとに発症リスクは高くなります。歯周病は、口腔内の清掃状態の悪さが招く病気ですが、ご自身の体力や免疫力も発症・悪化につながる要因になります。
基本的に年齢が高くなればなるほど感染しやすくなる傾向にある歯周病を「慢性歯周炎」と言います。
歯周病は、初期の自覚症状がほとんどなくSilent disease(サイレントディジーズ=沈黙の病気)と呼ばれるほど痛みなどの症状が少ないことも大きな特徴です。
そのため発見が遅れがちになり、かなり症状が進行してから気づくというケースも少なくありません。
進行するにしたがって歯茎の腫れや出血、膿、口臭、歯のグラつきなどの症状が現れます。
その一方で若くても発症する歯周病もあります。「侵襲性歯周炎」は、別名「若年性歯周炎」とも呼ばれ、10代・20代で発症します。
年齢が30~40代と若い方で、かつ重度の歯周病を患っている方は「侵襲性歯周炎(急速破壊性歯周炎)」の可能性があります。
歯周病のなかでも特に重症化しやすいのが侵襲性歯周炎です。
・30歳以下の若い年齢層で発症する
・慢性歯周炎よりも骨吸収のスピードが速い
・家族が同じように発症する傾向がある
といった特徴があげられます。
原因としてはお口の中に特異的な細菌が多く存在していることが主な原因といわれています。
その細菌が毒性を持ち、歯周ポケット(歯と歯茎の境目の溝)内に入り。急速に増加することで歯周組織が侵されていきます。
歯周病は放置していても治るものではありません!進行していく一方です⚠
最悪の場合、歯が抜けてしまうのが歯周病です。
一度失ってしまったご自身の歯は取り戻すことができないですからね😖💦
・歯茎から出血がある
・歯茎に痛みを感じる
・口臭を感じる
・口腔内がねばねばする
といった症状がある場合は早めに歯科医院を受診しましょう。
一度お話ししたように痛みがなくとも進行していくのが歯周病です。
気付かぬ間に進行してしまってたいたということがないよう定期的に歯科医院を受診するのが最も良いですね✨
生涯を共にするかけがえのないご自身のお口ですので、歯磨きを怠らずに大切にお手入れしていきましょう!
今年1年ありがとうございました。
それでは良いクリスマス、良い年末年始をお迎えください🐮❤
皆様にとって幸せな2021年になりますように、、🍀