トンネルむし歯
こんにちは!
ジェム矯正歯科の歯科衛生士 作野です🐶
最近急に涼しくなり、聞こえてくる虫の声がセミから鈴虫にかわってすっかり秋めいてきましたね!
夏がおわりさみしい気持ちでいっぱいです(´;ω;`)
みなさんは歯に突然穴があき、大きなむし歯になっていた。
このような経験をされたことがあるかたはいらっしゃいますか?
これはおそらくトンネルむし歯によるものです。
歯と歯はくっついて並んでおり、この間には歯ブラシの毛先が入りづらく清掃不良となり、むし歯になりやすい場所です。
トンネルむし歯はこの歯と歯の間をスタート地点とし、どんどんトンネルを掘るように歯の中を掘り進めていきます。
歯と歯が接触している部分が入り口となっているため見た目ではわかりにくく、むし歯があることに気が付かずそのまま進行していき、ある日突然トンネルの天井が崩れ大きなむし歯が出来てしまっていることに気付くのです。
歯と歯の間がむし歯になりやすい場所の一つですが、トンネルむし歯は検診の際の目視によるチェックでは、見逃されてしまうこともあります。
むし歯の穴が歯と歯の間の接触部分にあるため、目で見ても発見できないためです。
歯の色が変わっていれば発見できますが、トンネルむし歯は内部で進行しており、トンネル上部の壁は厚いため、歯の色は健康な歯と変わりません。
さらに、進行が進んでも自覚症状が薄いため、発見しづらいむし歯なのです。
レントゲンを撮ればトンネルむし歯は発見できます。定期的に歯科医院での検診をうけ、レントゲンを撮ってもらうことをオススメします。
トンネルむし歯を作らないためには、歯と歯の間をきちんと磨くことです!!
歯と歯の間は食べ物が挟まりやすく、その状態が長く続くとトンネルむし歯の原因となってしまいます。
歯と歯の間には歯ブラシは入りづらいので、デンタルフロスを使い歯と歯の間もしっかりと磨きましょう!!!