口呼吸

投稿日:2020.10.29 | カテゴリー:ジェムブログ, スタッフ日記

 

こんにちは!ジェム矯正歯科 歯科衛生士の菊地です😊

朝晩と冷える日が増えてきて秋を感じますね🍃
毎年紅葉を見に行きたいなーと思いつつ、いつの間にか見頃が終わってしまっているので
今年こそはウイルスに気をつけながらも見に行きたいなと思っています(^^)❤
皆様はGOTOキャンペーンでどちらか行かれましたか😊??

 

よだれを垂らして寝てしまっていたなんてことはないですか?💦笑
とっても恥ずかしながらわたしはごくごくたまにあります、、(^_^;)
どうしてこういうことが起きるかというと口呼吸をして寝てしまっていることが原因です。

 

人間は通常鼻呼吸をして空気を取り入れていますが、鼻が詰まっていたり、口呼吸が癖になってしまっていたり
することでこういったことが起きるのです。

 

どうして口呼吸がいけないかについては様々な理由があります。

 

まず、虫歯や歯周病になりやすく、口臭の原因にもなるということです。
お口の中には唾液が常に出ている状態が正常ですが、この唾液はお口の中の細菌をやっつけたり、
汚れを洗い流したりなど様々な働きがあります。口呼吸をすると、お口の中が乾燥してしまい、
唾液がうまくまわらずに虫歯や歯周病の原因菌が繁殖し放題になってしまいます。
また、お口の乾燥により歯に汚れがつきやすく、歯の黄ばみの原因にもなります。

 

そして歯並びにも影響を起こします。口呼吸で口を開けている時間が長くなるために、
口輪筋による前歯の舌側への作用が弱くなり、歯がくちびる側へ傾斜するようになります。
また、口呼吸をしていると咀嚼機能が低下します。そのため嚥下障害や消化障害も引き起こしかねません。
咀嚼しているときにくちびるが開いているため、音を立てて食事をするというマナー上の問題もあります。

 

もう一つ、風邪やウイルス、アレルギーになりやすくもなります。
鼻から呼吸する場合、外気を取り込む際に一緒に入ってきた細菌やウイルスなどを排除する機構が備わっているため、
風邪をひきにくかったり、ウイルスに感染しにくいという特徴があります。
また、鼻呼吸の場合は冷たく乾いた空気を吸い込んでも副鼻腔の働きにより加温・加湿された状態で
気道に空気を届けるなどの機能も働きます。
一方、口には鼻のような外気に対する機能が備わっていないため、直接細菌やウイルス、塵などを取り込んでしまうことになるのです。

 

 

これらを見ると口呼吸に何一ついいことがありませんよね💦

口呼吸を改善させる方法として、、

アレルギー等でそもそも鼻が詰まっていて鼻呼吸ができないという方は、まずは耳鼻科でしっかり鼻づまりの根本から治療しましょう。

口呼吸が癖になってしまっている方は、お口の周囲の筋肉が緩んでしまっていることが考えられます。

この場合は意識して鼻で呼吸するように努力したり、テープなどで上下の唇を止め、機械的に上下の唇を閉じ、
お鼻で呼吸させる等の方法があります。またお口周囲の筋力を鍛えることも大切です。→口腔筋機能療法(MFT)
最近では口呼吸の予防グッズなども販売されていますので、そういったものを利用するのもオススメです(^^)