花粉症と歯周病 

投稿日:2019.3.27 | カテゴリー:ジェムブログ, スタッフ日記

 

こんにちは!ジェム矯正歯科の菊地です(^^)

 

暖かく過ごしやすい季節になってきました😊
しかし、、この時期に苦しめられるのが花粉症ですよね(>_<)💦

 

実は花粉症と歯周病は密接な関係があります。

 

花粉症の主な症状の1つが、鼻水・鼻づまりがありますが、
ひどくなると、鼻で息ができないという人も多いのではないでしょうか?

 

この症状こそが、歯周病を招く原因のひとつになります。
鼻呼吸ができないと、自然と口呼吸になってしまいますよね。
そうすると、口の中がカラカラに乾いてきます。
お口の中にいる菌は乾燥状態で繁殖しやすいため、その状態が続くと歯の周りに歯垢が付きやすくなり、歯周病の原因となります。
また、花粉症の薬には唾液の分泌を抑制するものが多いのも原因の一つです😭

 

 

そうならないためにも!お口の中の潤いを保たせ、乾燥させないことが大切です✨

▼マスクの着用

▼ガムを噛んで唾液を促す

▼こまめな水分補給

▼唾液腺マッサージで唾液を促す

 

 

 

 

以上の対策をしてこの季節を乗り越えましょう!!

 

 

口腔癌 

投稿日:2019.2.22 | カテゴリー:スタッフ日記

こんにちは!
日本橋人形町ジェム矯正歯科の歯科衛生士 作野です(*’ω’*)

 

 

だんだんと暖かい日が増えてきましたね!(^^)!
先日お昼休みに日本橋三越に行ったら松任谷由実さんの「春よ来い」をパイプオルガンで演奏していました♪
冬が嫌いなので春が近づいてとても嬉しいです!!

 

 

堀ちえみさんが口腔がんであることを公表されましたね。

 

口腔癌は全ての癌の中での割合は、約2~3%のまれな癌です。
早期で治療すれば約80%が治るとされ、約60%が完治に期待できるとされています。
口腔癌で亡くなる人は、1年で約7500人です。
女性より男性に多く、年齢では40歳~60歳に多く見られますが、最近では20~30歳代の若い人にも増えています。

 

口腔癌は、口腔内にできる癌の総称であり、発生する場所によって名称がわけられています。
舌癌、歯肉癌、口腔底癌、頬粘膜癌、硬口蓋癌、口唇癌などがあります。
この中でも日本で最も多いのが舌にできる舌癌であり、口腔癌の約60%を占めています。
口腔癌は顎の下や首のリンパ節へ転移しやすく、特に舌にはたくさんのリンパ節があるため、舌癌が見つかるとすでにリンパ節へ転移しているということが多いです。

堀ちえみさんもこのケースだったようですね。

 

口腔癌発生の最大の原因は、たばことお酒です。

 

たばこにはニコチンやタールなど多数の発癌性物質が含まれており、口腔癌だけでなく様々な癌の原因になります。
特に、若いうちから長期間にわたって喫煙している方は口腔癌の危険度がとても高くなります。
禁煙によって発癌性物質の摂取をやめることで、口腔がん発症の危険性や死亡率は減少します。
また、たばことお酒を同時に摂取すると、たばこの発癌性物質をお酒が溶かし口腔内に吸収しやすくしてしまい、口腔癌の発生率は更に高くなります。

 

舌に刺激を与えることも原因となります。
合わない入れ歯や詰め物、尖った歯、歯並びが悪く傾いた歯にいつも舌が当たる、いつも同じ歯で舌を噛んでしまう、など口腔内の粘膜に慢性的な刺激がある場合も口腔癌の原因になると指摘されています。

 

口腔がんの予防法として、まずはたばことお酒を控えることです。

そして、口腔内をいつも清潔に保ち、粘膜に慢性的な刺激を与えないようにしましょう。

また、口の中は自分で簡単にチェックできるため、何か異常がないかセルフチェックを行いましょう。
発見が遅れると命に関わることはもちろん、もし一命をとりとめたとしても機能障害で術後の生活に大きな悪影響を与えてしまいます。

 

予防と早期発見が大切です!!

 

咬筋マッサージ 

投稿日:2019.1.29 | カテゴリー:ジェムブログ, スタッフ日記

こんにちは!ジェム矯正歯科 歯科衛生士の菊地です(^^)

2019年が始まり早くも1か月ですね😱
本年もジェム矯正歯科を宜しくお願い致します。

 

インフルエンザが大流行しているようです(>_<)💦
手洗いうがいは予防の基本になりますが、歯磨きも大変効果的な予防法になります✨
就寝前、起床後のブラッシングを徹底し、柔らかい歯ブラシで舌も磨くようにすると予防効果UPですよ😆

 

 

前回に引き続き噛むときに使われている咀嚼筋についてお話しします。

 

咀嚼筋の中でも咬筋はものを噛むときに主に使用されている筋肉で、
凝り固まると顔のエラや顔のむくみの原因となります。

 

 

特に寝ている時に歯ぎしりをしたり、集中している時に食いしばっていたりすると咬筋が硬くなりやすいです。
なかなか自身の癖に気づくのは難しいですが、意識してみるとふと気づくかもしれません。

 

咬筋が凝り固まっていると、咬筋と繋がっている頬骨が前に出てきてしまいます。
また人の輪郭は『V』になっていますが、顔のエラが張ってくると輪郭が四角くなってきます。
さらに咬筋が硬くなることによって頬の骨が下がってきて、筋肉も一緒に落ちてきます。
それによってほうれい線もできやすくなり、老け顔の印象が強くなります。

 

このように咬筋が凝り固まることによって起きる弊害はたくさんありますが、
反すと咬筋の凝りをほぐしてあげることによって得られる効果はたくさんあります😃🎶

 

 

◆咬筋マッサージ◆

①両耳たぶを指でつまみ、後ろに回しましょう。
耳と咬筋は筋肉で繋がっているため耳が振動されることによって咬筋にも振動されます。

 

 

②両手で拳を作り、内側を咬筋に当て円を描くようにして指の骨でほぐします。
1回60秒ほど行いましょう。

咬筋の位置がわからなくなった場合は、フェイスライン(耳の手前付近)を触り、グッと食いしばると盛り上がる筋肉が咬筋です。

 

 

ほぐしてあげることによって顔のたるみやエラの改善が得られ小顔効果やリフトアップ効果が期待できます。

 

どれも簡単にできるものなので湯船につかっている時やテレビを見ながらなど皆様もぜひやってみてください(^O^)/

 

 

正しい舌の位置 年末年始休診のお知らせ 

投稿日:2018.12.25 | カテゴリー:スタッフ日記

こんにちは!
ジェム矯正歯科の歯科衛生士 作野です( *´艸`)

 

 

2018年もあとわずかとなりました!!
先日、今年の漢字が発表されましたが、今年は台風や地震、猛暑などいろいろあり「災」でしたね!!
自然だと発生を止めることはできないので、事前の対策や事後の対応を考えていかなくてはいけないですね。

 

 

みなさんはテレビを見ている時や電車に乗っている時など何気ない時間を過ごしている時、舌はどこの位置にありますか?
普段、舌がどこにあるかなど、あまり気にしたことがない方がほとんどだと思います。
実は、舌には正しい位置というのがあります!

 

正しい舌の位置は、舌の先が上顎の歯の付け根(この位置をスポットと呼びます)にあり、上顎にピッタリと舌がくっつきます。
舌は歯に触れていない状態です。
そして、唾を飲み込む時も舌が歯に触れてはいけません。

 

これが正しい舌の位置です。

 

この位置以外の場所に舌があった場合、舌癖に該当します。

 

舌が上顎ではなく下顎についていたという方。
これは、舌の位置が落ちている「低位舌」と呼ばれます。

舌が下がると、舌の付いている骨(舌骨)の位置が変わります。
すると周りの筋肉のバランスが崩れます。
そして、舌が上顎に付いていない為、上顎が狭くなり歯並びが悪くなります。
顎の位置も変わり、気道が狭くなります。
そして、唇が開き口呼吸やイビキの原因にもなります。

舌が正しい位置にあれば、上下の歯がしっかりと噛み合います。
また、舌が口の中の空気の通る道をふさぐことで、口で呼吸したくてもできません。

 

舌が正しい位置にあると、自然と鼻呼吸になります。

 

また、口の中の容積は最小になるので、唾液の蒸発を防ぎ口腔内のうるおいを保ち、細菌やウイルスなどの病原体を打ち負かしやすい状態になります。

 

低位舌は口呼吸の原因となります。
また、舌が下がることで二重あごにもつながります。

 

舌癖のある方は、正しい舌の位置を意識して過ごしてみましょう!!

 

 

 

12月27日から1月6日まで休診いたします。

上記の期間、お電話での対応はできかねますので、矯正相談のご予約やお問い合わせはメールフォームよりお待ちしております。

ご不便おかけしますがご了承ください。

 

 

咀嚼筋 噛むと良いこと 

投稿日:2018.11.28 | カテゴリー:ジェムブログ, スタッフ日記

こんにちは!ジェム矯正歯科 歯科衛生士の菊地です(^^)

 

ここ数週間で一気に寒さが増しましたね(>_<)
暖冬と言われても寒いものは寒いですよね😂
ここから3.4か月続く冬ですが、なんとか乗り越えましょう👊✨

 

 

ご存知の方も多いかと思いますが、『噛むこと=咀嚼』ってとても大切なんです。

現代人はパンやパスタなど柔らかい食べ物を好んで食べるようになったことから、噛む回数が減少しています。

 

~よく噛んで食べるとこんないいことが~

 

❶食べ物の消化を良くし栄養の吸収を噛む

噛むことで唾液分泌を促し、消化を良くします。

❷唾液の分泌で、むし歯・歯周病予防

唾液には抗菌・洗浄作用があります。

❸がんや老化予防

唾液に含まれるたんぱく質には身体に悪影響を与える活性酸素を抑制する働きがあります。

❹脳の活性化

血液の循環がよくなることで脳神経が刺激され、脳の働きが活発になります。

❺肥満防止

よく噛むことで満腹中枢が刺激されます。

❻快眠を得られる

ゆっくり楽しく食事をすることで睡眠導入ホルモンであるメラトニンを増やしてくれます。

❼顔周りがシャープになる

噛むことであごや各筋肉が鍛えられ顔全体がリフトアップにつながります。

 

 

 

こうした咀嚼をするための筋肉を咀嚼筋といい、4つの筋肉からなります。

 

▶咬筋
フェイスライン(耳の手前付近)を触り、グッと食いしばると盛り上がる筋肉が咬筋です。
硬い食べ物をかみ砕くときに働きます。

 

▶側頭筋
こめかみ辺りを触り、グッと食いしばると盛り上がる筋肉が側頭筋です。
下顎を引き上げる際(閉口)や顎を後方に引く時に使われます。

 

▶外側翼突筋
顎の深層にある筋肉です。
下顎を前方あるいは側方に動かすときに働きます。

 

▶内側翼突筋
顎の深層にあり、外側からは触れることのできない筋肉です。
主に下顎を強く閉じるときに活躍します。

 

これらの咀嚼筋は毎日欠かさず使っている筋肉です。
マッサージをしてほぐしてあげると効果的です。
これについては次回以降お話ししたいと思います😃