ジェムNEWS 2020年12月号

投稿日:2020.12.23 | カテゴリー:お知らせ, ジェムブログ

ジェムNEWS 2020年12月号 №57

発行:日本橋人形町ジェム矯正歯科 DH作野

 

治療お疲れさまです🎅🎄瞬く間に過ぎていき、

あっという間に今年最後の月となりました。

今年はコロナの一年となってしまいましたね💦

来年はハッピーなニュースが多くなるといいですね😊✨

 

今月のTOPIC~口腔内の細菌

 

口腔内に存在している細菌を総称して口腔常在細菌と呼び、口腔内の歯や歯肉、

舌や粘膜などの組織、歯と歯肉の境目などに形成される、細菌など微生物の集合体を

口内フローラ(口腔内細菌叢)といいます。常に約400種類以上の細菌が存在し、

この中には善玉菌悪玉菌とどちらにもなる可能性がある日和見菌にわけられます。

<善玉菌:よい働きをする>

ロイテリ菌、乳酸菌、口内レンサ球菌など

<悪玉菌:有害となる>

▸むし歯菌{ストレプトコッカス・ミュータンス、ストレプトコッカス・ソブリナス、ラクトバチルスなど}

▸歯周病菌{ポルフィロモナス・ジンジバリス、トレポネーマ・デンティコラ、タネレラ・フォーサイシアなど}

<日和見菌:通常は無害だが増殖すると悪玉化する>

肺炎菌、ブドウ球菌、大腸菌など

口腔内に菌がいない人はいません。人それぞれ固有のバランスをもって細菌が生息しています。その菌の活動量や数、種類は正常な口腔内とむし歯や歯周病が進行している口腔内では大きく異なり、むし歯や歯周病が進行している人は悪玉菌が多くなります。善玉菌10に対して悪玉菌1が理想のバランスです。矯正中は悪玉菌が増えやすくなりますので適切な口腔ケアによって、口内フローラを良好に保ちましょう。

 

 

‐日曜診療のご案内‐

1月17日・2月21日・3月14日

9:30~13:00

 

‐冬期休診のお知らせ‐

12月28日~1月6日

 

 

むし歯は自然に治る? 

投稿日:2020.11.30 | カテゴリー:スタッフ日記

こんにちは!
ジェム矯正歯科の歯科衛生士 作野です🍄

 

連休は暖かい日が続いたと思えば急に寒くなってきましたね💦
私はついにコートを出し始めました!!

また院内が換気の為に窓をあけているので、外から冷たい風が入ってくるようになり大変ご迷惑をおかけしております(>_<)
みなさまご来院の際は暖かくしてお越しいただければと思います。

 

 

先日、患者様のお口を見ていると小さなむし歯を発見したため大きくなる前に一般歯科にて診てもらうよう話したところ患者様からこのように言われました。

「歯磨きを頑張ればむし歯は治りますか?」

この質問、患者様から意外と聞かれることが多いように思います。

残念ながらむし歯はいくら歯磨きを頑張っても治療しない限り治りません😢

 

 

怪我などをしたときなど、皮膚の傷は時間が経てば治りますが、むし歯が自然に治るということはありません。

一度むし歯になった歯のエナメル質や象牙質などが、自然治癒で再生するなら、歯科医院はいらなくなってしまいます。

 

むし歯になった歯は、放置していても治ることはなく、進行しないかどんどんむし歯が大きくなり進行してしまうかのどちらかです。

 

初期のむし歯は削ることなくフッ素塗布や徹底的な歯磨きで進行を抑えることができますが、何もせずに放っておけば、確実に悪くなっていきます。

 

まずは一般歯科で歯科医に診てもらい、必要であればレントゲンを撮り(見た目はわからなくても歯の中でむし歯が進行している場合があります)
治療するかどうかの判断をしてもらわないといけません。

 

また、歯科医はむし歯の進行度だけでなく、その人の年齢や体質など様々な要素を総合的に判断します。
その時に大切なのは、その人がどれだけ丁寧に歯を磨く習慣をもっているかということです。

 

歯磨きをいい加減にする人には、歯磨きの方法を指導し食事の習慣等から見直していかないと治療をしたところでまたむし歯ができてしまいます。

 

定期的な検診を歯科医院うけ、普段の歯磨きでは落とせない汚れ、歯垢や歯石除去を行い、歯磨きの指導を受け、毎日きちんと歯磨きをします。
間食の頻度を見直し、甘いものの過剰な摂取は控えるなど日常生活の習慣を見直すことが大切です。

 

 

ジェムNEWS 2020年11月号

投稿日:2020.11.18 | カテゴリー:お知らせ

ジェムNEWS 2020年11月号 №56

発行:日本橋人形町ジェム矯正歯科 DH菊地

 

今月も治療お疲れ様でした🌺早いもので今年も2か月を切り、

朝晩と冷える日も増えてきましたね🍃身体が冷えてしまうと

免疫力も下がってしまうため温かくしてウイルスから身を守りましょう

 

 

今月のTOPIC~顎関節症

 

顎関節症とは、顎関節に痛みが生じる、口が開けづらい、口を開くときに耳の付け根

辺りで「カクッ」「ゴリッ」といった不快な音が鳴る、というのが主な症状です。

顎関節症は、多くの人が一度は経験している病気であり、一生のうちに半数の人が

経験するとも言われています。実際に患者様からご相談を受けることもございます。

顎関節症の原因は噛み合わせや歯ぎしり、くいしばり、ストレス等、様々な原因が

考えられますがまだはっきりとわかっていません。

 

~顎関節症の治療法~

・薬物療法

顎の痛みを薬で抑えます。また、筋肉の緊張が強い場合にも薬を用いたりします。

・理学療法

電気を流したり、マッサージをしたりして、顎周辺の筋肉の緊張を改善します。筋肉をほぐして血流を改善し、痛みを軽減します。

・スプリント療法

マウスピースを装着して、顎関節をリラックスさせた状態にします。

顎関節症による痛みがなくても、歯をかみしめたり、歯ぎしりがある人には、

その癖を直すために使用されることがあります。

・運動療法

ずれてしまった関節円板を元に戻すような運動を行ったり、

顎周りの筋肉のストレッチを行い、口を開けられる量を増やしたりします。

 

‐日曜診療のご案内‐

12月20日・1月17日・2月21日

9:30~13:00

 

口呼吸

投稿日:2020.10.29 | カテゴリー:ジェムブログ, スタッフ日記

 

こんにちは!ジェム矯正歯科 歯科衛生士の菊地です😊

朝晩と冷える日が増えてきて秋を感じますね🍃
毎年紅葉を見に行きたいなーと思いつつ、いつの間にか見頃が終わってしまっているので
今年こそはウイルスに気をつけながらも見に行きたいなと思っています(^^)❤
皆様はGOTOキャンペーンでどちらか行かれましたか😊??

 

よだれを垂らして寝てしまっていたなんてことはないですか?💦笑
とっても恥ずかしながらわたしはごくごくたまにあります、、(^_^;)
どうしてこういうことが起きるかというと口呼吸をして寝てしまっていることが原因です。

 

人間は通常鼻呼吸をして空気を取り入れていますが、鼻が詰まっていたり、口呼吸が癖になってしまっていたり
することでこういったことが起きるのです。

 

どうして口呼吸がいけないかについては様々な理由があります。

 

まず、虫歯や歯周病になりやすく、口臭の原因にもなるということです。
お口の中には唾液が常に出ている状態が正常ですが、この唾液はお口の中の細菌をやっつけたり、
汚れを洗い流したりなど様々な働きがあります。口呼吸をすると、お口の中が乾燥してしまい、
唾液がうまくまわらずに虫歯や歯周病の原因菌が繁殖し放題になってしまいます。
また、お口の乾燥により歯に汚れがつきやすく、歯の黄ばみの原因にもなります。

 

そして歯並びにも影響を起こします。口呼吸で口を開けている時間が長くなるために、
口輪筋による前歯の舌側への作用が弱くなり、歯がくちびる側へ傾斜するようになります。
また、口呼吸をしていると咀嚼機能が低下します。そのため嚥下障害や消化障害も引き起こしかねません。
咀嚼しているときにくちびるが開いているため、音を立てて食事をするというマナー上の問題もあります。

 

もう一つ、風邪やウイルス、アレルギーになりやすくもなります。
鼻から呼吸する場合、外気を取り込む際に一緒に入ってきた細菌やウイルスなどを排除する機構が備わっているため、
風邪をひきにくかったり、ウイルスに感染しにくいという特徴があります。
また、鼻呼吸の場合は冷たく乾いた空気を吸い込んでも副鼻腔の働きにより加温・加湿された状態で
気道に空気を届けるなどの機能も働きます。
一方、口には鼻のような外気に対する機能が備わっていないため、直接細菌やウイルス、塵などを取り込んでしまうことになるのです。

 

 

これらを見ると口呼吸に何一ついいことがありませんよね💦

口呼吸を改善させる方法として、、

アレルギー等でそもそも鼻が詰まっていて鼻呼吸ができないという方は、まずは耳鼻科でしっかり鼻づまりの根本から治療しましょう。

口呼吸が癖になってしまっている方は、お口の周囲の筋肉が緩んでしまっていることが考えられます。

この場合は意識して鼻で呼吸するように努力したり、テープなどで上下の唇を止め、機械的に上下の唇を閉じ、
お鼻で呼吸させる等の方法があります。またお口周囲の筋力を鍛えることも大切です。→口腔筋機能療法(MFT)
最近では口呼吸の予防グッズなども販売されていますので、そういったものを利用するのもオススメです(^^)

 

ジェムNEWS 2020年10月号

投稿日:2020.10.26 | カテゴリー:お知らせ

ジェムNEWS 2020年10月号 №55

発行:日本橋人形町ジェム矯正歯科 DH作野

治療お疲れさまです🎃「涼しい」が「寒い」に変わり始める

衣替えの10月🍄上着をもう一枚羽織るかどうか玄関先で迷うこと

も多いと思いますが、体調管理には十分に気を付けたいですね☺✨

 

今月のTOPIC~歯肉マッサージ

体の一部が痛い時や体がだるい時などに、マッサージを行うと痛みやだるさが和らぎ、

体が軽くなったような気がしますよね。マッサージは体の凝りをほぐし、血行をよくします。

歯肉もマッサージをすることで様々な効果が得られます。

歯肉マッサージは、歯周病の方や喫煙者に有効です。

歯周病の方や喫煙者は、そうでない人に比べ歯肉の血行が悪く、歯周病が進行しやすくなります。

歯肉には毛細血管が無数にあり、マッサージをすることで、血行がよくなり

滞っている不純物を排出され、歯肉全体に栄養が行き届きます。

更に、歯肉の細菌に対する抵抗力が増します。

また、歯肉には歯や口元を美しくするツボが多く存在します。

血流も良くなることで、引き締まった健康的なピンク色の歯肉になります。健康で美しい口元を保てます。

歯肉マッサージを行っている歯科医院もありますが、お家でも簡単に行うことが出来ます。

まず、歯磨きをして口腔内の汚れを落とし、手を清潔にしましょう。

そして、人差し指の腹を使い、歯肉全体をくるくると円を描くようにゆっくりとマッサージします。

次に、歯をつまむように親指と人差し指ではさみ、歯肉をマッサージします。

ポイントは力をいれすぎないことです。

爪を立てて歯肉を傷付けないように注意して行ってください。

 

‐日曜診療のご案内‐

11月15日・12月20日・1月17日

9:30~13:00