歯科矯正 口元が目立ちにくいメイク法

投稿日:2012.12.12 | カテゴリー:裏側矯正

 

皆さんこんにちは。今日は女性の方、限定記事になってしまうのですが矯正期間中のメイクの仕方のアドバイスをしたいと思います。

 

矯正治療中の方の中には、歯並びが悪いことを気にして治療を始められた方、表側に器具をつけて多少口元の盛り上がりが気になる方、裏側矯正の方でも何かと口元は気になってしまうかと思います。特に女性の場合メイクがあるので目立ちにくくするのも出来るかと思います。最近では歯科矯正も浸透していっているので、矯正器具を付けた状態の自然体で登場するモデルさんや女優さんなども増えてきてはいますが、お仕事場など控え目な印象を与えたい場面ではメイクの仕方を工夫してみると良いと思います。

欧米の映画には歯科矯正をしている俳優さんがよく登場します。スポーツに関しても噛み合わせが成績に影響するということが分かってきているため、歯科矯正を始められるスポーツ選手は少なくありません。最近では日本女性の美と健康への意識が非常に高く、矯正をしながらファッションページに登場するモデルさんや女優さん、女性歌手なども多く見受けられます。

例えば女性歌手のCHARAさんやYUKIさんなどが堂々とした姿で活動していたことは皆さんご存じかと思いますが、最近でも重森さと美さんや川島海荷さんも裏側の歯科矯正をされていますね。また毎年、日本矯正歯科研究所から歯並びがキレイで横顔美人に贈られる「E-ライン・ビューティフル大賞」では、子供の頃に歯科矯正を受けたという水野真紀さんや、寝るときにマウスピースを装着して歯並びを維持しているという白石美帆さんなど様々なタレントさん・女優さんが受賞しています。

見えない裏側矯正 最新インコグニー 

 

矯正期間中の自分にコンプレックスを持つことにより、1番魅力がなくなってしまうと思います。矯正器具を装着していることで『1秒ごとに美しい自分、健康な自分になっていっているんだ』という自信を大きく持って毎日を過ごしていくことが大切だと思います。それでも日常生活においてはなるべく口元に強い印象を与えたくない、仕事の状況によっても多々あるかと思います。こういった場合はあまりメイクを派手にしないことがポイントになってくるかと思います。ナチュラルメイクに少しの工夫をすることによって口元の印象を和らげることができると思います。

 ☆リップ☆

 矯正器具を装着している期間は表側ですと口元がやや出っ張って見える場合があります。くっきりとした赤い口紅は立体感が出てしまうので、ほんのりピンクかベージュ系などナチュラルな色の口紅を選んだ方が良いでしょう。また口紅は使わず、グロスだけで潤い感を与えてあげるのも良いかと思います。

 ☆チーク☆

 頬骨の下にチークを乗せると小顔効果があると言われますが、逆に頬がこけて見えることもあるかと思います。そうすると自然と口元が目立ってしまうので、歯科矯正を気にしている方にはあまりオススメ出来ません。頬をふっくらと見せ、女性らしい印象を与えるためには黒目の外側の頬骨の真上にチークを乗せてあげると良いかと思います。

 ☆アイシャドウ☆

 チップやブラシにとったパウダーを一度、手の甲などで抑えてから瞼に乗せましょう。一般的に日本人のまぶたは濃い色のアイシャドウを付けると全体的に腫れぼったいイメージになってしまいます。グリーン系のアイシャドウを使うと、自然な感じに仕上がります。

 ☆アイライン☆

上下とも全体的にしっかりアイラインを引いてあげると、人工的な感じになってしまいナチュラルメイクに合わなくなってしまいます。細い筆タイプのアイライナーでアイラインを引き、そのあと丁寧に睫毛と睫毛の間を埋めていくと良いでしょう。

 ☆アイブロウ☆

 眉毛をキレイにカットすることで美しく清潔な印象を与えますが、細すぎると老け顔に見られてしまうので要注意です。髪の色がブラウンの人は眉もブリーチ剤などで少し色を抜いて合わせてあげると良いと思います。最近では眉マスカラもあるので、手軽に出来るのは眉マスカラがオススメですね。アイブロウの色は髪の色と同系色のものを選んで、きちんとボカしてあげることが大切ですね。

 ☆マスカラ☆

 目もとをパッチリにさせたいからと言って、ビューラーで真上にカールさせ過ぎるのはあまり美しいとは思わない方も多いのではないでしょうか。黒か濃い目のブラウンのマスカラを重ね塗りしましょう。このときにコームでしっかりと梳かしてあげるとダマにならずナチュラル感が出ると思います。

 

 今、お話したことはあくまで口元を目立たせないポイントでありアドバイスなので、メイクに正しいも間違いもないと思います。人によってもメイクの仕方や工夫の仕方は様々だと思うので色々と試して自分に合うメイク法を見つけて頂くのが1番良いかと思いますが、もしやってみようかな、って方がいらっしゃれば是非1度お試し頂ければ幸いです。

医療費控除について 

投稿日:2012.12.6 | カテゴリー:裏側矯正

こんにちは。今日は医療費控除についてお話したいと思います。

 

・医療費控除とは?

 

医療費控除制度とは1月~12月の1年間の間に本人、または家族が支払った医療費が10万円を超える場合、確定申告をすると税金の還付が受けられる制度のことです。

ですが歯科矯正の場合に注意しなければいけないことがあり、歯科矯正の治療を受けられるほとんどの方が長期間に及ぶ治療になると思いますが、年度が変わってしまうと本来、医療費控除の対象となる治療費も別々に計算されることになってしまいます。ですから、状況によっては歯科矯正の治療費を分割で支払うよりも一括で支払ってしまった方がお得になることがるのを覚えておいて下さい。

  

・医療費控除の計算式

 

医療費控除額は次の計算式で算出されます。

 

その年中に支払った医療費-保険金などで補てんされる金額=A

A-(10万円または所得金額の5%、どちらか少ない金額)=医療費控除額

 

医療費控除額の上限は200万円までです。

またこの場合、10万円を超えた医療費全額が還付されるわけではなく、自分の所得税率を掛けた金額が最終的な還付金額になります。

 

例)
1年間に歯列矯正の医療費に80万円支払って、給与所得控除後の金額が160万円で、歯列矯正の保険金受け取りがなかった場合は、
80万円-(160万円×5%)=72万円が医療費控除額になります。

 

・歯科矯正の医療費控除について

 

歯科矯正の治療を行った場合は医療費控除が認められる場合と認められない場合があります。詳しくご説明しますと、発育段階にあるお子さんの成長を阻害しないために行う不正咬合の歯科矯正や、歯科矯正を受ける人の年齢や歯科矯正の目的などによって、社会通念上その治療が必要と認められる場合の費用は医療費控除の対象になります。

逆に審美目的、美容目的、予防目的とみなされた場合は医療費控除の対象にはなりません。

 

歯科矯正の場合、多くは機能的改善、健康面の改善の意味合いを含みますので、診断書がなくても控除が認められるケースが多いのですが、もし確定申告時に医療費控除が認められなかった場合は、担当の矯正歯科医に診断書を書いてもらうようにしましょう。

 

 

・医療費控除の対象になるもの

 

☆歯科矯正にかかった費用

(基本料金、診断料、ワイヤー調整料など)

☆通院費

(子供の矯正で父母の付添が必要な場合は父母の交通費も対象になる)

(領収書は無理なので、明細をメモして税務署に提出します。)

 

裏側矯正の料金はいくら?

 

※通院するために乗ったバスや電車などの交通機関の料金は医療費控除の対象となりますが、自家用車で通院した場合のガソリン代は医療費控除の対象にはなりませんのでご注意ください。

 

 

その2は明日また更新します。

見えない歯科矯正 裏側矯正メリット、デメリット

投稿日:2012.11.29 | カテゴリー:矯正歯科, 裏側矯正

前回、目立たない歯科矯正をご紹介しましたが、今日ご紹介させて頂くのは見えない歯科矯正です。目立たない歯科矯正よりも数は少ないのですがご参考までにと思い書かせて頂きます。

 

☆裏側(リンガル、舌側矯正)矯正

 

歯科矯正の装置を歯の裏側につける方法です。この歯科矯正ですと、どのような歯の状態でも対処でき、通常の矯正効果とほとんど違いがないのが特徴になってきます。この裏側矯正を選ばれる方に多い悩みが料金装置をつけることを周りに気付かれないかという精神的なところだと思います。そういった人のために出来たのがこの裏側矯正です。歯の裏側に装置を取り付けることによって歯の矯正を行っていくため、周りに気付かれる可能性は非常に低くなります。

 

 裏側矯正のメリット、デメリット 

・裏側矯正のデメリット

 

見えないと言われる裏側矯正ですが、メリットだけではなくもちろんデメリットも存在します。まず一番、言われているのが発音の問題です。舌に近い位置に矯正装置があるのでサ行、ラ行などの発音が一時的に難しくなるようです。ですがほとんどの方が1~2ヶ月で慣れて通常通りの発音に戻るようです。接客がメインの営業系のお仕事などをされている方だと少し厳しいかもしれませんね。

次に費用、料金が高いということです。これは次の項目で詳しくお話します。

あとは歯みがきがしづらい、食べ物が食べづらいというのは多い意見です。ですが歯科矯正を行う上で、我慢しなくてはならないことは必ずしも出てくるのでこれくらいの我慢は必要なのかもしれませんね。

 

 

・裏側矯正の費用、料金

 

裏側矯正の費用、料金ですが数多くある歯科矯正の装置の中でも一番高いといっても過言ではないと思います。片顎でも100万円~、両顎を治療すると総額で150万円くらいになってしまうのが現状です。歯科矯正というと大体デンタルローンという分割払いを使う方が多いと思うので月々1万円くらいを数年間払っていくことになりますね。本当に歯科矯正を始めたいか、あるいは周りに気付かれるのが本当に嫌かなどをよく考えて決めるべきですね。費用も期間もかかってしまうので。

 

裏側矯正 表側矯正 料金比較

投稿日:2012.11.22 | カテゴリー:裏側矯正

皆さんこんにちは。

今日はこれから歯科矯正を始めようと考えている人、あるいは歯科矯正を始めることは決めてあるが表側と裏側で悩んでいる人の参考に少しでもなればいいな、と思い表側と裏側の歯科矯正の平均費用を説明したいと思います。

 

まず一般的にも最も知られている歯科矯正で歯の表面上に装着するタイプの歯科矯正のお値段の平均をお話します。

 

・相談料      無料~5000円程度

(矯正基本料に含まれている場合もあります。)

・矯正基本料    約60~100万円程度

(上下に矯正装置を取り付ける場合。)

・検査、診断料   約3~10万円程度。

(矯正基本料に含まれている場合もあります。)

・ワイヤー調整料  1回3000円~1万円程度。

(ワイヤーの調整は1~2ヶ月に1回程度)

(矯正基本料に含まれている場合もあります。)

 

(※透明な装置、あるいは白い装置の場合  矯正基本料→+5~20万円程度。)

 

 

続いて知っている方も増えてきている裏側矯正(舌側矯正)という言葉の通り歯の裏側に装着するタイプの歯科矯正のお値段の平均をお話します。

 

・相談料      無料~5000円程度

(矯正基本料に含まれている場合もあります。)

・矯正基本料    約100~150万円

(上下に装置を取り付ける場合。)

・検査、診断料   約3~10万円

(矯正基本料に含まれている場合もあります。)

・ワイヤー調整料  1回3000円~1万円程度

(ワイヤーの調整は1~2ヶ月に1回程度)

(矯正基本料に含まれている場合もあります。)

 

あくまで今、挙げたお値段は歯科矯正の平均値なので、医院や症状によってそれぞれ値段も変わってくるかと思います。これは目安にして頂いてまずは直接、何件か相談に行かれて自分に合う矯正歯科を見つけて頂ければと思います。

裏側矯正にかかる総額は?

 

裏側矯正 発音・滑舌

投稿日:2012.11.14 | カテゴリー:裏側矯正

 

皆さんが裏側矯正でのデメリットとしてよく聞くのは発音障害だと思います。ですが発音障害といっても様々っです。なので今日は裏側矯正での発音・滑舌についてお話したいと思います。

裏側矯正は別名、舌側矯正とも呼ばれていますがその名の通り歯の裏側に矯正装置を装着することです。人は発音するときは人と話すときに必ずを動かします。いろいろな音を出すためにも舌を上顎から舌顎に弾いて出す音や前歯に舌先をつけることで発音できる音、空気音だったり本当に色々あるかと思います。しかし歯の裏側に装置を装着することによって口の中が狭くなり舌の置き場所に困ったり発音が難しくなってきたりします。そのため世間では裏側矯正をすると発音障害が生じると言われるのだと思います。

実際に患者さんの声であったり、経験者である私自身も一時的な発音障害に困ったことがあります。日本語ですと主にサ行、タ行、ラ行、ダ行の発音が難しくなると言われています。これは私自身の話しですが装置を装着した数日後に友達との予定でカラオケに遊びに行ったのですが、装着して間もなかったため歯が動く痛さと慣れない裏側の装置での口内炎でとてもカラオケどころではありませんでした。そういった意味でも装着して1週間程はあまりアクティブなことは避けることをオススメします。

患者さん皆さんからのお声の平均としては裏側の装置に慣れるまでにかかる期間はおおよそ3~4週間だと聞きます。でもこれもあくまで一般的な平均なので個人差はかなり大きいかと思います。

またアメリカで裏側矯正開始時のスピーチに対する影響の研究というのが行われ、こういった結果が出されています。

・多少の個人差はあるが、平均的に裏側矯正で治療する患者のほとんどが慣れるか4週間経過してもs,ah,t,dの音に関して不明瞭さが認められる。(ただし10%にも満たない)

・裏側矯正の装置を上の歯だけに装着した場合と上下、両方の歯に装着した場合で比較すると上下、両方の歯に装置を装着した場合のほうが発音障害が弱く、早く慣れることが認められる。

このような研究結果も出ています。

時間の経過とともに身体が慣れてくれることが一番、望ましいのかと思いますが発音障害を少しでも早く治したい方などもいらっしゃるかと思います。そういった場合どうやれば少しでも早く慣れるのか、これはあくまで経験者である私個人の意見でしかありませんが参考までに記載します。

・とにかくたくさん話す。特に自分が発音障害だと感じられる箇所を多めに。

・自分の会話、あるいは適当な文章を録音して客観的に聞いてみる。(スマホが普及した今、無料の録音アプリはたくさんあるかと思います。)

・人と話すときは大きめな声でゆっくりはっきり話すよう心がける。

・自分が発音しづらいと思った箇所を繰り返し声に出すことを毎日の習慣にする。

 

裏側矯正の発音 

こんなところだと思います。難しいことではなく誰でも簡単に短時間でできるような練習法だと思うので毎日欠かさずやってみて下さい。私の友人で裏側矯正をしていた子がいたのですがその子は裏側に矯正しているのを感じさせないくらい違和感のない発音だったのですがその子の特徴としては大きな声ではっきり話すことです。やはり普段から大きめの声でハキハキ話せるようなタイプの方はさほど苦労はしないのかもしれないです。

また仕事場やプライベートなど、英語を話される方もいらっしゃるかと思いますが英語を話す方は特にthsの発音が難しいとよく耳にします。実際に英語圏の海外の方で裏側矯正をされていた方も同じことを言っていました。英語と日本語で難しい発音は違っていても根本は一緒なので話し方の習慣を変えていくと早く慣れるかと思います。キレイな歯並びに治すことにより矯正治療以前のときよりも発音もしやすく、滑舌も改善されると思います。なのでここは根気強く踏ん張りどころですね。