歯周病予防 フロスのポイント

投稿日:2012.6.1 | カテゴリー:gem予防プロジェクト 歯周病

こんにちは、gem矯正歯科DHの白川です。

6月初めの本日は、こちらの動画をご紹介致します☟

フロス

 みなさんにお渡ししております、フロアフロス使用時の様子です。

この動画の中で、注目して頂きたいポイントが2つあります!
★歯茎の中、1~2mmまでフロスを入れること
★糸を歯にしっかりとそわせながら、汚れを絡め取ること 

この2つが、歯周病予防のために、フロスを行う上で重要なポイントになります。
前回、ご紹介致しました、歯と歯の間の汚れをお掃除する実験ですが、
歯茎の中に隠れた汚れをお掃除できたのは、歯ブラシや歯間ブラシではなく、フロスでした!

更に、もう一つ注目して頂きたいことが、糸が広がっている様子です。
このフロアフロスは、384本のとっても柔らかい繊維から作られていて、だ液や摩擦によって糸が広がる仕組みになっています。
そのため、歯茎の中に入れても痛みがなく、細かい繊維が歯茎の中に隠れた汚れをしっかりと絡め取ってくれます。

このフロアフロスをお使いになる際は、2つのポイントと糸の広がりに注目してみて下さい☆
また、矯正装置が付いている場合の使い方やフロスについての情報はこちらのブログでもご紹介しております☟

gem矯正歯科 ブログ 

フロスについては、「CATEGORIES」⇒「予防 オーラルケア」⇒下記のタイトルをご覧ください。
 
 「フロスが必要な理由」
 「フロアフロス むし歯予防」
 「歯列矯正中 虫歯予防 フロス」
 「デンタルフロスの使い方 矯正中」
 「歯と歯の間 フロス」

 

歯周病ケア フロス

投稿日:2012.5.30 | カテゴリー:gem予防プロジェクト 歯周病

こんにちは、gem矯正歯科DHの白川です。

本日は、私が参加しているGoodbye Perioプロジェクトについてご紹介致します。

「すべての人が歯を失うことなく、生涯健康で豊かな人生を送れるように」
このプロジェクトは、日本人の歯周病を予防し、歯周病罹患率80%という現状を変える取り組みをしています。

主な活動は、ジンジバル(歯肉の)・プラークコントロールの必要性とデンタルフロスの提案です。

 

歯周病は、歯肉炎から歯周炎と移行する病気。
歯肉炎の段階でケアしていれば、歯周炎を防ぐことができるのです。

最近、雑貨屋さんで、かわいいフロスを見かけました。
少しずつですが、デンタルフロスが私たちの身近な存在になっているんだなと、実感しました。
また、私の周りの家族や友人は、フロスを始めて、今では習慣となっています。
歯科衛生士として、とても嬉しい瞬間です。
今では習慣となっている方には、「フロスをしないといられない!!」といった感覚が芽生えるそうです。

そんな「フロスをしないといられない!!」といった感覚になる実験があります☟

 

これからも、たくさんの人にこの感覚を持って頂けるよう提案して行きたいと思います。

歯石ケア 裏側用歯ブラシ

投稿日:2012.5.24 | カテゴリー:gem予防プロジェクト 歯周病

こんにちは、gem矯正歯科DHの白川です。

ここ数日は、良いお天気が続いております。
梅雨の前に、晴れている時にしかできないことをやってしまおうと思っています。

さて、本日のテーマは「下の前歯の裏側のプラークコントロール」です!!
タイトル中に「の」が多発しておりますが、気にしないで下さい・・・。

前回に引き続き、歯石についてご紹介致します★
歯石は、プラークが唾液中のカルシウムやリン酸と反応し、石灰化したものですが、歯石を付きにくくするためには、石灰化する前のプラークの時点でキレイにしておく必要があります。

そして、お口の中にも歯石が付きやすい場所があります。どんな所に付きやすいのかというと、唾液が出てくる、下の前歯の裏側と、上の奥歯の頬側(左右)です。
今回は、下の前歯の裏側の磨き方についてご紹介致します。

まずは、こちらの写真をご覧ください☟

一般的な3列の歯ブラシで磨いた場合、歯ブラシのつま先を使うと上手く毛先を当てることができます。

 

更に、このようなワンタフトブラシを使うと、ワイヤーの下や装置の周りの細かいところも、簡単に磨くことができます☟

そして、今回おすすめなブラシがこちら☟

裏側を磨くのに適したワンタフトブラシです。
普通のワンタフトブラシとどこが違うかというと、ネックの角度が違います☟

角度が違う事で、大きく口を開けなくても、歯茎側までしっかりと毛を当てることができます☟

この角度のワンタフトブラシは、珍しく、他に見たことはありません。裏側矯正の装置だけでなく、親知らずなど、磨きにくいところにもおすすめです。

サンプルを試してみたいという方は、白川までお気軽にお声掛けください☆

歯周病ケア 歯石

投稿日:2012.5.21 | カテゴリー:gem予防プロジェクト 歯周病

こんにちは、gem矯正歯科DHの白川です☆
今朝の金環日食は、とても感動しました!!
曇りだったのにも関わらず、ハッキリと観察できて本当にラッキーでした♪
この日食のような奇跡が、皆様にも訪れますように・・・☆

そんな週明けの月曜日。本日の1枚はこちら☟

これは、下の前歯の写真です。

よ~く見てみると・・・

前歯の裏側に歯石が!!

歯の色と似ているので、わかりにくいかもしれませんが、歯茎側に大量の歯石が付いています。

「歯医者さんで歯石取ってもらった」や「歯石が溜まってきた気がする」など、歯石という言葉を耳にする機会は多いと思いますが、歯石とは一体、何者??

そして、なぜ、歯石を取らなければいけないの?

ということで、本日は「歯石」についてご紹介致します。

★歯石とは??
歯に付着したプラーク(歯垢)が石灰化したものです。
お口の中には、たくさんの細菌が存在します。その細菌や細菌の代謝物の集まりがプラーク(歯垢)として、歯に付着しています。
歯石は、唾液などに含まれる、カルシウムやリン酸が、プラーク内にリン酸カルシウムの結晶を形成することで起こります。
プラークの付着後、2~14日頃からその内部で局所的に石灰化が始まり、放置するとさらに厚く硬くなっていきます。
上の写真のように、歯茎の上にできる歯石(白っぽい)と歯茎の中にできる歯石(黒っぽい)があります。

★なぜ、歯石を取らなければならないのか?
歯石そのものが、直接、歯や歯茎の病気を引き起こすことはありません。
しかし、歯石は多孔質で、その中には無数の微生物が生息しています。
また、表面にプラークが付着しているため、むし歯や歯周病を引き起こす原因となってしまいます。
そのため、むし歯や歯周病の予防・治療には、歯石を取る必要があります

もう一つ重要なことは、裏側矯正の装置の場合、歯石が装置についてしまうと、歯が動きにくくなってしまいます

歯石の原因はプラークなんですね
歯石を付きにくくするためには、まず、プラークを少なくすることを意識してみましょう。

次回は、歯石が付きやすい下の前歯の裏側のプラークコントロールについてご紹介致します。

歯周病ケア歯ブラシ TePe

投稿日:2012.5.15 | カテゴリー:gem予防プロジェクト 歯周病

こんにちは、gem矯正歯科DHの白川です。

本日も、歯ブラシ専門店 メガデントさんで見つけたアイテムをご紹介致します

こちら☟

★TePe GENTLE CARE (テペ ジェントルケア)

TePeという名前を聞いたことがありますか?
TePeは、歯科業界では有名で、予防先進国スウェーデンの会社です。
昨年のデンタルショーで、毛がとっても柔らかいTePeを見つけて気になっていたのですが、メガデントさんにあったので即購入。
日本では見ない、デザインが印象的な歯ブラシです。

★TePe歯ブラシの特徴

☆毛は、TePe独自の特殊製法により、歯にやさしいラウンド加工が施されている

☆ブラシヘッドは、臼歯部の届きやすいように先端が細くなった台形状にデザインされている

☆どんな方にも持ちやすい大きめのハンドル

そして、こちらのGENTLE CAREには、約5,400のフィラメントが使用されているようです。
更に柔らかいSPECIAL CAREは、歯ブラシとは思えない、絹のような触り心地でした。

使ってみると、かなり柔らかい!!柔らかい歯ブラシは色々と使ってきましたが、一番かもしれません。
柔らかく、やさしいといった感じです。私の敏感な歯肉でも、問題ありません。
こんなに柔らかいと汚れが落ちないのでは?と思いましたが、丁寧に磨けば汚れもしっかり落とせます!

ヘッドは日本の物よりもかなり大きめですが、先端が細いので、奥まで届かせると思います。
(お口の小さい方はちょっと難しいかもしれません・・・)
TePeの好きなところは、ハンドルです。真ん中が窪みがあって、とっても握りやすい。

ガシャガシャ磨きたい方や歯茎が腫れてしまっている方、お口が大きめの方におすすめです☆