歯周病の症状

投稿日:2012.7.12 | カテゴリー:gem予防プロジェクト 歯周病

こんにちは、gem矯正歯科DHの白川です☆

本日は、歯周病の症状についてご紹介致します!!

歯周病は、3つのSで表すことができます。

Silent disease サイレント ディジーズ=沈黙の病気)

歯周病は、痛みもなく静かに進行していく病気です。
歯周病の怖いところは、初期の段階ではほとんど自覚症状がないため、放置してしまうケースが多く、症状に気がついた時には、かなり進行した状態に陥っていることがあります。
歯周病だけでなく、どのような病気もそうですが、症状が進行すればするほど治療が難しく、治療期間が長くなります。

Social disease(ソーシャル ディジーズ=社会的な病気)

歯周病というと中高年からの病気と思われがちですが、多くの国民がかかっている社会的な病気です。
今や、日本人の成人の8割が歯周病(歯肉炎、歯周炎)にかかっています。
また、最近では小中学生など若年層にまで広がりを見せています。

Self controlable disease(セルフコントローラブル ディジーズ=予防できる病気)

歯周病は自分自身のケアで予防することのできる病気です。
毎日のプラークコントロールに加えて、歯科医院で定期健診やプロフェショナルケアを受けることで、歯周病予防が可能になります。

歯周病の特徴3つのSから言えること、

①歯周病にならないように、予防すること 

②歯周病を軽視せず、身近な病気として捉える 

③早期発見早期治療

歯周病の症状

1  歯磨きなどで歯茎(歯肉)から出血する

2  口臭がするようになった

3  口の中がネバネバする

4  歯茎(歯肉)が腫れている

5  歯茎(歯肉)が赤、紫色になった

6  歯茎などから膿(うみ)が出る

7  硬いものを噛むと痛い

8  歯がグラグラする

9  歯茎が下がって歯が長く見える(出っ歯になった)

10 歯と歯の間の隙間が大きくなり、物が挟まりやすくなった

11 歯茎(歯肉)がムズ痒い

12 糖尿病にかかっている

 

このような症状がある場合、歯周病のサインかもしれません!!

お口の中をcheckしてみましょう(';')

歯周病の種類

投稿日:2012.7.9 | カテゴリー:gem予防プロジェクト 歯周病

こんにちは、gem矯正歯科DHの白川です(^^)

本日は、歯周病の種類についてご紹介致します!

歯肉炎
 
歯肉に付着したプラークにより、歯肉に炎症が起こった状態です。
歯茎や歯を支えている組織の破壊が進んでいないので、歯石を取ったり、ブラッシングを改善させることで完全に治癒します。
しかし、放置すると歯周炎に発展してしまいます。

歯肉炎の種類

・歯の清掃不良からおこる歯肉炎
・妊娠中に発生する妊娠性歯肉炎
・高血圧治療薬、てんかん治療薬を服用している人に見られる薬物性の歯肉炎など

成人性歯周炎
 
最も多いタイプの歯周炎で、慢性辺縁性歯周炎とも言います。30代から始まり比較的ゆっくりと進行します。
初期にはほとんど症状がなく、歯磨きをした時の歯肉から出血がある程度ですが、進行するにしたがって、歯肉が腫れ、膿がでたり、歯がぐらついて抜けてしまうことがあります。
早期の発見が大切で、適切な治療により回復します。

若年性歯周炎
 
健康な10代から20代前半の若年者におこる歯周炎です。 性別では、3:1の割合で女性に多い。
歯磨きは、きちんとできていて、口の中はきれいな状態であるのに、著しいく歯を支えている骨がとけてなくなっているのが特徴です。
原因としては遺伝的問題が考えられます。

急性進行性歯周炎
 
20代前半から30代半ばに起こる歯周炎で、早い速度で歯や歯を支えている骨が溶かされていきます。
患者さんの70~80%の方に生体防御反応の異常がみられ、性差はやや女性に多い。

難治性歯周炎
 
あらゆる歯周治療を徹底的に行っても改善がみられず、再発してしまい、なかなか治療効果が得られない歯周炎です。

矯正用歯ブラシ 使い方

投稿日:2012.7.4 | カテゴリー:gem予防プロジェクト 歯周病

こんにちは、gem矯正歯科DHの白川です☆

本日は、暑くなりましたね(~o~)

熱中症にご注意下さい!!

前回ご紹介致しました、INTER BRECEですが、こんな特徴があります♪

☆その1

ヘッドがとってもコンパクト

(左)普通の歯ブラシ(右)INTER BRECE

 

☆その2

毛が山型にカットされている

ブラシの中央部が盛り上がっています!

 

☆その3

柔らかすぎず、硬すぎず

従来の矯正用歯ブラシは、毛が硬めのものが多く、歯茎を傷付けてしまう心配がありましたが、INTER BRECEは、歯茎にやさしいやわらかめなので、歯茎の近くを磨いても安心です。

 

☆その4
乾きやすく、耐久性に優れたPBT毛材

矯正装置の周りを磨いていると、すぐに毛先が開いてしまいます。毛先が開いた歯ブラシは清掃効果が落ちてしまいますので、こまめに交換したいもの。INTER BRECEは、一般的なナイロン毛よりも4.2倍長持ちするPBT毛材を使用しているため、歯にもお財布にもありがたい!!

 

 

☆使い方

山型にカットしてある毛先をワイヤーの下に入れ込むように当てます

細かく動かすと毛先が入って行きますよ

 

反対側からも同様に磨きます

裏側の装置の場合、装置と歯茎の隙間にもしっかりと毛を当てるように意識して磨きましょう

前歯は1本ずつ、つま先を使うと磨きやすいです

 

その他、奥歯なども磨きやすいですよ

 

現在、お使い頂いている患者様も、そうでない患者様も、ご参考にして頂けたら嬉しいです♪

INTER BRECEについてのご質問は、白川までお願い致します。

 

歯間ブラシ実験

投稿日:2012.6.28 | カテゴリー:gem予防プロジェクト 歯周病

こんにちは、gem矯正歯科DHの白川です。
6月も残り3日となりました!!
早く梅雨明けしてくれないかな・・・
今年の夏も、暑いみたいですね(*_*)

本日の1枚↓

 
やわらか歯間ブラシ♪

歯間については、むし歯予防ブログの方でも紹介していまーす!

歯間ブラシ 使い方

ご参考にご覧ください★

先日、歯間ブラシを日常的にお使いの患者様に、こちらのやわらか歯間ブラシのサンプルをお渡ししたところ、
「使いやすかったです!」と好評でした(^_^)v

よく、患者様から「普通のとゴムの、どっちが良いの?」とご質問頂くので、早速実験してみました↓

 

歯にプラークがついています(赤い部分がプラークです)

歯ブラシでプラークを落とします

結構、キレイになりました☆

 

模型から、歯をはずしてみると・・・

みなさんのご想像通り、歯と歯の間にプラークが残ってしまってます

まずは、普通の歯間ブラシを使ってみます

 

☆結果☆

歯茎の中のプラークは残ってしまっています

次は、やわらか歯間ブラシ

☆結果☆

同じく歯茎の中の汚れは取れていません。そして、普通の歯間ブラシよりも残っている範囲が広い!?

こうなったら、フロス

完璧です!!

 

 ☆考察とまとめ☆

・やわらか歯間ブラシは、ゴム製なので、しなりが良く、歯や歯茎にやさしい。変形するが折れにくい。

・普通の歯間ブラシは、ブラシ部分が汚れをしっかりと落としてくれる。折れやすい。

・歯間ブラシはサイズが重要。今回の実験で、残ったプラークの幅に違いが生じたのは、歯間ブラシのサイズの違いだと思います。やわらか歯間ブラシは先端がSSサイズですが、根元にいくにつれ太くなっています。そのため、奥まで入れると少しキツく感じました。普通の歯間ブラシはSSSなので、どの場所もスムーズに通りました。これは、ご使用頂く上でも重要になりますので、歯間の大きさに合ったサイズを選びましょう。

・一番細い歯間ブラシでも、歯茎の中はお掃除できない。デンタルフロスを使うことで、歯茎の中までしっかりとお掃除できます。

 

フロスは難しいからと歯間ブラシを使いがちですが、歯間ブラシには限界があります。歯周病予防のためには、歯茎の中の汚れをフロスを使ってお掃除しなければいけないということが、おわかり頂けたかと思います。

フロスの使い方についてご不明な点などございましたら、白川までお気軽にお声掛けください☆

免疫力と冷え

投稿日:2012.6.26 | カテゴリー:gem予防プロジェクト 歯周病

こんにちは、gem矯正歯科DHの白川です(^^♪
梅雨真っ最中。本日は、いいお天気ですね★
でも、昨日は、肌寒かったような・・・(';')
この時期は、暑かったり、寒かったり、湿度が高かったりと、とても不安定です(+_+)
つい先日も、「寒いので、暖かいハーブティーをお願い致します。」と患者様。
その日は25℃を超える夏日でしたが、その反面、電車の冷房が効きすぎていて冷えてしまったそうです。

夏の方が、寒いっていうことありますよね!!
私も冷えやすいので、夏場は炎天下に駐車していた車に乗り込むとホッとします(^・^)

冷えてしまった際は、暖かいハーブティーで温まって下さいね♪

さて、本日は、免疫力と冷えについてご紹介致します。
免疫力が下がると、歯周病を含め、様々な病気を引き起こします。
いつまでも健康でいるためには、日常生活の中で、免疫力を高めておく(バランスを整える)ことが大切です。

免疫力と体温
体温は免疫力を大きく左右します。
平均体温が1℃下がると免疫力は約37%下がり、平均体温が1℃上がると免疫力は約60%活性化すると言われています。
風邪をひいたとき熱が出るのも、体温を上げて免疫力を上げようとする防衛反応と言われています。また、体温が低いと体内の細菌に対する抵抗力が低下し、腸内では悪玉菌や有害菌が増殖して様々な病気や感染病の原因にもなってしまいます。
「体が冷たいと、免疫をつかさどる細胞や酵素は全然うまく機能しない」(米国カリフォルニア大学の麻酔専門医ダニエル・セスラー)

冷えの危険性
通常、外気が暑くても寒くても、人間の体温は36.5℃~37℃の範囲に保たれています。
人は、この平熱より5℃高い41.5℃の発熱でもすぐに死ぬことはありません。
逆に、5℃低い31.5℃では、体内での代謝活動などが阻害されてしまうため、生きていくことができません。
人間の体は、体温の低下には非常に弱いといえます。
体が冷えていると、冷えている部分の代謝活動が落ち、大切な栄養素や老廃物を運ぶ血行も悪くなり、そのため、婦人科系の病気だけでなく、
心筋梗塞や脳卒中、ガン、アレルギー、うつなどの精神病など、あらゆる疾患の発病に影響を与える可能性があります。

冷えた女性に美女はいないわね (byエリカ・アンギャル)
gem矯正歯科にあるこちらの本でも冷えに関して載っています↓

日本人の女性は冷えている人が多い。その理由として、欧米人に比べて筋肉量が少ないことが関係しているそうです。
冷えた身体では脂肪は燃えません。ダイエットにも冷えは大敵なんですね!!

冷え対策として、
たんぱく質をきちんと摂る→筋肉量のアップやたんぱく質が消化するときに、熱を生む効果があるため
生姜→身体を温める効果があるので、紅茶やスープに入れる
エクササイズ→適度なエクササイズで十分。毎日続けること
温冷シャワー療法→熱いシャワーと冷たいシャワーを交互に足へ5セット。リンパの流れが良くなり、滞った老廃物も流してくれる

この他にもTarzan 賢い食べ方に、脂肪燃焼レシピが載っていますので、ご参考にして頂ければと思います↓