歯垢は細菌の塊 ~裏側矯正 東京~

投稿日:2013.7.9 | カテゴリー:スタッフ日記

みなさんこんにちは。gem矯正歯科の作野です。

 

 

口の中には常に300種類以上の細菌が1000億個以上も存在しており、これらを口腔常在菌といいます。口の中は人間の体の中で最も多く細菌が存在しますが、口腔常在菌の多くは病原性がなく存在すること自体に問題はありません。

しかし、これらの細菌が何らかの原因で増えてしまったり、細菌に食べカスなどが付着することで歯垢(プラーク)が形成され、これらがむし歯や歯周病の原因となり様々な悪影響を及ぼします。

 

食後、歯磨きをしなかったりすると歯と歯肉の境目に白くて少しネバネバした塊がつきますよね?これが歯垢です。プラークとも呼ばれます。

歯垢は食べカスではなく細菌の塊で、歯垢1mgには約1億~10億個の様々な種類の細菌が存在します。歯垢を採取し顕微鏡で観察すると元気に動き回る多くの細菌を見ることができます。これらの細菌の中でも、ストレプトコッカス・ミュータンスという菌がむし歯の原因となり、ポルフィロモナス・ジンジバリスという菌が歯周病の原因といわれています。これらの細菌は、食物中の糖分を栄養源にして増殖を続け、ネバネバした物質をつくり出し歯の表面に強力に付着します。

 

歯垢はうがいでは除去できませんが、歯ブラシで取り除くことができます。しかし、歯磨きを怠り歯垢を放置しておくと、やがて歯石に変化し歯ブラシでは取り除けなくなってしまいます。そして歯石には歯垢が付着しやすいという特徴があり、どんどん細菌の数は増え続けていき状態は悪化していきます。

 

 

食事をするかぎり歯垢が付着するのは仕方がないことですが、大切なのは付着した歯垢を歯ブラシできちんと取り除くことです。

口の中に潜む細菌に栄養を与え続けないよう、食後の歯磨きを心がけることが大切です。

 

 

 

 

 

日本橋gem矯正歯科 DH作野

 

 

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