顎間ゴム 

投稿日:2017.5.19 | カテゴリー:ジェムブログ, スタッフ日記

 

こんにちは!ジェム矯正歯科の菊地です(^^)♡

 

5月に入り、ぽかぽか陽気の日には半袖でも過ごせる日が
増えてきましたね♪私はゴールデンウイークに沖縄へ行ってきたのですが
夏になる前に本格的な日焼けをしてしまいました(>_<)
帰ってきた後は3~4日水風呂生活で大変でしたが暑い気候は最高でした~!🌴☀

今週末都内では最高気温29℃になるようなので
水分補給、日焼け対策されてくださいね(^_^)/

 

 本日は『顎間ゴム』についてご紹介させていただきます。

 

矯正治療を行っている方では使用している方も多い顎間ゴム。
私も使用しています。顎間ゴムとは小さな輪ゴムのようなもので
装置に引っ掛けて使用し、良い噛み合わせを作るために行うものです。

 

大きさもかけ方も様々です。

Ⅱ級ゴム

  
上の前歯と下の奥歯に引っ掛ける方法。
前歯がでている場合などに使用されます。

 

Ⅲ級ゴム

 

 

上の奥歯と下の前歯に引っ掛ける方法。
下顎がでている受け口などに使用されます。

 

垂直ゴム

上下に垂直に引っ掛ける方法。
開咬などしっかり咬ませたい場合になどに使用されます。

 

  交叉ゴム

交差咬合や鋏状咬合などに使用されます。

 

 

 その他に正中を合わせたい場合などには正面に斜めに
引っ掛けて使用することもあります。

 

Ⅱ級、Ⅲ級ゴムなど奥からゴムを引っ掛ける場合、
フックを直視することができないためコツをつかむまで難しいかと思います。
コツとしましては、奥から先に引っ掛けて前側にもってくるとかかりやすいです。
指でかけることが難しい場合はかけやすくするためのこういった道具もございます。

 

 

長時間使用するとゴムであるため劣化してきます。
そうなると効果が弱まってしまうため、1~2日おきに交換しましょう。

 

 

顎間ゴムはお食事、歯磨きの際以外に使用するもので長い時間使った分だけ効果が現れます。
取り外し可能である為、使用しないと治療期間が長引いてしまう可能性もあるため、患者さんの協力が最も大切になります。
装着を忘れないためにも鞄と自宅とでゴムを2つに分けておくと良いかもしれません(^O^)/