口呼吸の影響 

投稿日:2017.8.31 | カテゴリー:スタッフ日記

こんにちは!
ジェム矯正歯科の作野です🍉

 

 

夏の終わりが近づいていましたね😢
買い物に出かけたら、お店に置かれている服は秋冬物ばかりで切ない気持ちになりました。

8月は雨が多く夏らしい気候が少なかったように思います( ノД`)
夏が大好き人間としては、不完全燃焼ですね(笑)

 

お盆休みに実家に帰るため新幹線に乗った際、隣が幼稚園くらいのお子さんを連れたお母さんでした。
しばらくしてお子さんは眠ってしまったのですが、お口がポカーンとあいたままで、、、。
はたからみるととても可愛らしい光景なのですが、私は職業柄気になって気になって、、、(^▽^;)

 

口呼吸はお口に悪影響を与えてしまいます😢

 

▶口腔内が乾燥する
口呼吸を行うと口腔内が乾燥し唾液が出にくくなります。
すると、唾液の作用が機能しなくなり、むし歯や歯周病、風邪などの感染症、胃炎、食道炎、誤嚥性肺炎などを引き起こします。

また、乾燥することで口腔内がネバネバしたり舌が痛くなったりします。
口腔内がネバネバしていると、歯垢が溜まりやすくなるだけでなくなかなか取れなくなります。
そして、舌の乾燥により味覚障害も発生する可能性もあります。

 

 

▶口内炎の原因となる
口呼吸をする事で体全体のストレスとなり、胃に負担が掛かりに口内炎が発生する事があります。
また、直接口の中が細菌に傷つけられ、そこから口内炎ができる場合もあります。

 

そして、、、

 

 

▶歯並びが悪くなる
子どもの頃に口呼吸をしていた人は歯並びが悪くなりやすいです。

口呼吸のため口が開きっぱなしだと、下顎が下がり舌の位置も下がります。
そして、口の中では奥歯が延び頬圧が増します。

低い位置にある舌も上顎の成長を促さないので、上顎の幅が狭くなります。
そのため、歯の噛み合わせが悪くなったり、出っ歯気味になったりします。

口を開けている事で、顎の周りの筋肉が未発達となります。
口を閉じている動作というのは意外にも筋肉を使う動作なのです。
 

 

 

口は本来消化器であり、呼吸には適していません。

一方、鼻は呼吸器ですから呼吸をする為の機能が備わっています。
鼻には吸い込む空気を浄化するフィルターの役割をもつ鼻毛や雑菌を吸着させる粘膜が存在します。
鼻で吸った時の空気と口から吸い込んだ空気では雑菌の数が全く違います。
 

口から吸い込まれた雑菌は口の中に害を及ぼすだけでなく、肺や胃腸、喉などにまで支障をきたします。

口呼吸は免疫力の低下も招きます。

風邪や胃腸のバランスを崩しやすい人は口呼吸になっている事が多いのです。

 

 

口呼吸にメリットは存在しません!!

強いて挙げるとすれば1度に大量の空気を吸えるということくらいです(~_~;)
デメリットばかりの口呼吸ですが見ず知らずのお子さんにそんなことは言えずじまいでした😢

 

 

日本橋人形町ジェム矯正歯科 DH作野