口腔習癖 

投稿日:2015.4.1 | カテゴリー:スタッフ日記

こんにちは!
ジェム矯正歯科の作野です(^o^)

 

今日から4月、新年度のスタートです!
そして私がジェム矯正歯科にきて2年が経ち、3年目に突入いたしました。
この2年間本当にあっという間でしたので3年目という実感がありません(゚д゚)
歯科衛生士としてまだまだ至らない点が多く日々勉強ですが、皆様のお役に立てるよう精進して参ります!!
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

 

先日、電車で前に座っていた赤ちゃんが指しゃぶりをしていました。
それはそれは可愛くてとっても和みました( *´艸`)
しかし、そんな子どものトレードマークでもある指しゃぶりですが、長く続けていると歯並びに影響を与えてしまいます(*_*)

 

幼児期のきれいな歯並びは、唇や頬、舌の筋肉の力のバランスの調和によって得られます!
指しゃぶり、唇を噛む、舌で歯を押す、などの口から喉までの部分に対して無意識に行う癖を口腔習癖といいます。

口腔習癖があるとその調和が崩れ、長期間続くことで歯並びや噛み合わせ、顎の成長に悪影響を与えるだけでなく、
「噛むこと」「発音」「飲み込み」「呼吸」などの機能の発達にも影響する可能性があります。

 

口腔習癖の種類によって、与える影響は様々です!

 

◆指しゃぶり
指しゃぶりは赤ちゃんの本能であり3歳頃まで問題ありません。
しかし、4歳半~5歳をすぎ、前歯が永久歯に生え変わるころまで、続くようであればやめさせましょう。
歯並びへの影響として、開咬(前歯がかみ合わない)、上顎前突(出っ歯)、交叉咬合(上の歯列の幅が狭くなり奥歯の咬み合わせが横にずれる)などがあります。
歯並び以外にも、発音・口元の突出・顎の発達・口呼吸などにも影響します。

◆唇を噛む、吸う(咬唇癖、吸唇壁)
下唇を噛んだり吸ったりすると上顎前突に、上唇を噛んだり吸ったりすると下顎前突(受け口)になることがあります。
上顎前突の方には下唇を咬む癖が多くみられます。

◆舌で歯を押す(舌突出癖)
口を開けて上下の前歯の間に舌を挟んだり、歯を舌で裏側から押したりする癖を、舌突出癖といいます。
飲み込むとき、正常な人は舌の先を上の前歯の少し後ろの歯肉につけて飲み込みます。
しかし、舌突出癖がある人は飲み込むときに上下の前歯の間に瞬間的に舌を押し出してしまいます。
歯並びへの影響として、開咬、側方開咬(横の歯がかみ合わない)、上顎前突、下顎前突、空隙歯列(すきっ歯)などがあります。
歯並び以外にも、発音・口元の突出・口呼吸などにも影響します。

◆口呼吸
生活環境が悪くなっており、子どもの鼻疾患が増え、口呼吸が多くみられるようになりました。
口呼吸は歯並びが悪くなるだけでなく、口が常に開いていることで、口腔内が乾燥し唾液の分泌も悪くなるため、むし歯や歯周病になりやすくなります。

◆その他
頬づえ、うつぶせ寝、横向き寝、食事の際に左右どちらかで噛むことを繰り返すと、歯並びや顎の成長に悪影響を与える可能性があります。

 

 

口腔習癖は無意識のうちに行われるために、直すのは大変です。
しかし、訓練を行えば直せます。

せっかく矯正をしてキレイな歯並びになっても口腔習癖があるともとに戻ってしまいます(>_<)

 

 

実は私自身、小学校1年生まで指しゃぶりをしていました(^_^;)
母親にみつかると怒られるので、コッソリといつも親指をくわえる生活。
親指にタコができるほど指しゃぶりを常習していました。
大学で指しゃぶりについて学んだ時に、3歳以降続けると問題だと知り驚きましたね(^_^;)
当時、友達に指のタコを指摘されてやめることができましたが、あれ以上続けていたらと考えると怖いですね、、、。

 

 

 

日本橋人形町ジェム矯正歯科 DH作野

 

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