よく噛むこと ~裏側矯正 東京~
こんにちは!
gem矯正歯科の作野です(*^_^*)
みなさんは普段の食事で、どのぐらい噛んでいますか?
意識したり、数えてみたことがある方は少ないですよね(^_^;)
弥生時代、卑弥呼は1食あたり約4000回近く噛み、
現代人の6倍以上噛んでいたと言われています。
弥生時代の食事は、玄米のおこわや乾燥した木の実など、
硬くよく噛まなければ飲み込めない食材で構成されていました。
しかし食品の加工技術の進歩と共に、柔らかい食べ物が多くなり
噛む回数はだんだんと減っていきました。
そもそも「噛む」という行為、
どんな効果があるのかご存知ですか(^◇^)?
噛むという行為は
食べ物を飲み込んで消化を助ける以外にも、
たくさんの効用があります。
よく噛むことの効用として「ひみこの歯がいーぜ」という標語があります。
◆ひ:肥満の防止
よく噛んで食べると脳にある満腹中枢が働き、食べ過ぎを防ぎます。
◆み:味覚の発達
よく噛んで味わう事で、食べ物の味がよくわかります。
◆こ:言葉の発達
噛む事で顔の筋肉が発達し、言葉の発音も綺麗になり表情も豊かになります。
◆の:脳の発達
脳に流れる血液の量が増え脳を刺激されるので、賢くなり、物忘れを予防できます。
◆は:歯の病気予防
よく噛むと唾液がたくさん出ます。唾液には様々な作用があり、むし歯や歯周病の予防につながります。
◆が:ガンの予防
唾液中の酵素には、発ガン物質の発ガン作用を消す働きがあります。
◆いー:胃腸の働きを促進
よく噛むことで消化酵素がたくさん出て消化を助け胃腸の働きを活発にします。
◆ぜ:全力投球
しっかり噛むことで力が入り、身体が活発になり、力いっぱい仕事や遊びに集中できます。
また、噛むことでストレスを抑制する作用があるとも言われています。
近年になってよく噛むことが認知症予防に効果があることも明らかになっています。
よく噛むことで、脳の血流が増えて脳の神経活動が活発になります。
例えば、一定時間ガムを噛むことで、脳の神経細胞が活動しはじめ、
記憶にもっとも関係している前頭前野や海馬、脳のさまざまな領域が活性化されます。
特に高齢者ほど、前頭前野と海馬が顕著に活性化することもわかっており、
噛む力は認知症の予防につながると考えられています。
よく噛む効果は、まだあります!
★よく噛むことで活性化される「前頭前野」
この領域は、さまざまな情報の統合力や物事の判断力、集中力、コミュニケーション力など、
生活を営む上で不可欠な働きを担っています。
この機能が低下すると、周囲に無関心になったり、キレやすくなったりと
人間としての営みが難しくなったりすると言われています(*_*)
★よく噛むことで活性化される「海馬」
海馬の活性化は、新しい記憶形成と密接に関わっています。
様々な情報は、海馬に送られ短期記憶として一時的に保存され、
大脳に送られて長期記憶として脳に定着します。
よく噛めば噛むほど海馬の活動が活発になり、記憶力がアップしやすくなるということです!
海馬には位置や場所、方向などを把握する働きもあり、この働きを空間認知能力と言います。
人は建物や信号などの周囲にある物の位置から自分がいる場所を判断しています。
海馬の機能が落ちるにつれてこの能力も低下し、迷子になりやすくなるのです。
ただ噛むだけで、こんなにたくさんの効果が期待できます(^^)/
現代の食事だけでは噛む回数が足りないのであれば、
自分で意識して「噛む」必要がありますね。
一口30回を目安に噛むことが理想とされています。
よく噛んで食事をし、健康を保ちましょう(^o^)
日本橋gem矯正歯科 DH作野
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