タバコが口に与える影響 ~見えない裏側矯正 東京~
こんにちは。gem矯正歯科の作野です。
近年、タバコの値上がりが顕著にみられますよね。そして、最近ではタバコが吸えないお店や分煙されているお店が増えています。これらの影響もあり、平均喫煙率は成人男性が32.7%、成人女性が10.4%(日本たばこ産業株式会社(JT)の調査)であり、年々減少傾向にあります。しかし、まだまだ諸外国に比べると日本の喫煙率は高いといえます。
タバコが体に良くないことはみなさんご存知ですよね。タバコは、呼吸器系や循環器系など悪影響を与えるだけでなく、お口にも様々な悪影響を与えます。
・歯周病
喫煙者は禁煙者に比べ約2~8倍、歯周病になりやすく進行しやすくなります。また、治療効果も禁煙者に比べると約25~50%落ちるといわれています。
・むし歯
ニコチンやタール、一酸化炭素などの成分により唾液が減り、口の中が乾燥しやすくなることで、汚れがたまりやすくなり、むし歯の原因となります。
・歯肉の変色
メラニン色素の沈着により歯肉などの粘膜に黒く色素沈着が起こります。
・歯の着色
歯にヤニが付き歯が黄色くなり、黒くなる場合もあります。
・口臭
タバコには、においの元となる200種類以上の成分が含まれています。そのうち、アンモニア、スカトールは糞尿の悪臭成分にもなっています。また、口の中が乾燥することでこれらの成分が粘膜に付着するために不快な口臭がします。
・癌
舌癌、歯肉癌、頬粘膜癌など口の中の悪性腫瘍は、タバコが危険因子の1つといわれています。
・口内炎
ニコチンの過剰摂取により、ニコチンが口の中に蓄積するために口内炎が出来やすくなります。
・インプラント
タバコはインプラントと骨がくっつくのを妨げるため、成功率を下げます。
・味覚の低下
ニコチンやタールなどが舌に付着し、味を察知する味雷が麻痺し、味覚が鈍くなります
このように、喫煙のリスクはとても高いことがわかります。タバコを吸うと、落ち着くリラックスできるなどの理由で喫煙する方もいらっしゃるようですが、タバコに手をのばす前に、ご自分の健康やお口に与える悪影響を考えてみましょう。
日本橋gem矯正歯科 DH作野
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