矯正治療中の歯ブラシ選び 患者様のご意見

投稿日:2012.9.14 | カテゴリー:gem予防プロジェクト 歯周病

こんにちは、gem矯正歯科DHの白川です☆
6月より開催しておりました、歯ブラシ導入選手権の開票が無事に終わりました!!

結果はこちら↓

http://gem70.jp/blog/archives/3016

ご協力頂いた患者様、貴重なご意見、感想、本当にありがとうございました。
歯ブラシ導入選手権を通して、患者様よりたくさんのご意見、感想を伺うことができました。

そこで本日は、貴重なご意見の一部をご紹介させて頂きます!

 

現在治療中の成人女性Yさん

・歯の凸凹の改善を主訴に治療を開始されました
・フルリンガル(上下とも裏側の装置を使用中)
・装置装着より約2年経過しております

Yさんのお口の中はいつもキレイにケアされています☆

 

<お口の中の状態>

正面

 

上顎

 

下顎

 

 

現在使用されているアイテム

普段使用されているのは、小さめの歯ブラシ 300円くらい(ロフトで購入)
小さめの歯ブラシをお使いの理由は、ヘッドが小さいと裏側装置(特に奥の方)が磨きやすいから。
歯ブラシの他には、歯周病の予防にコンクール(薬用マウスウォッシュ)を使用されています。
コンクールは、マウスウォッシュですが、Yさんの使い方は歯ブラシに付けて磨かれているそうです。
 

歯ブラシ導入選手権の投票結果・感想

そんなYさんの結果は・・・

P.Grip 4点  

Lead 4点  

tuft24 3点   でした!!

<頂いた感想>
P.Gripは歯ぐきを磨くと気持ちが良いです。でも、やわらかすぎてすき間がみがけません。
Leadが一番みがきやすいです。

Yさんは小さめの歯ブラシを好まれており、普段から使用されているということで、Leadが一番という結果でしたが、今回のテーマ「歯茎が腫れてしまったとき、あなたが使いたい歯ブラシは?」を考えると、毛がやわらかいP.Gripかなぁ?と、とても悩まれていました!

 

DH白川のコメント

Yさんのように、裏側の装置を使用されている方の場合、ヘッドが小さめの歯ブラシがおすすめです!
裏側の装置の場合、表側の装置と比べて、装置と装置の間の部分(Yさんが言うすき間のこと)の間隔が狭いため、ヘッドが大きいと歯ブラシの毛先を上手く当てることができないからです!

装置と装置の間のすき間の部分には、ワイヤーが通っていて、食べ物が挟まりやすく、汚れが残りやすいところです。
また、磨き残しやすいため、歯茎が腫れやすい場所でもあります。
裏側の装置の場合、この部分は要注意です!!

歯ブラシ導入選手権を通して、Yさんと同じ、裏側矯正の方には、小さめのヘッドの歯ブラシ愛用者が多いことがわかりました。
そんな、裏側矯正の方に私がおすすめするアイテムは、ワンタフトブラシです♪

ワンタフトブラシは、歯ブラシよりもヘッドが小さく、ネックに角度が付いているので、装置と装置の間のすき間にも、簡単に毛先を当てることができますよ~☆
歯ブラシ1本で磨くのであれば、小さめヘッドの歯ブラシですが、よりお口の中をキレイに保つためには、歯ブラシ1本では限界があります。
むしろ、重要なところをポイントで磨くことができる、ワンタフトブラシをメインで使用し、歯ブラシは仕上げで使用するといった感覚で、是非使ってみて下さいね。

 歯ブラシ導入選手権で患者様より頂いた感想を、今後もご紹介していこうと思います☆
矯正治療を開始したばかりの方や、歯磨きが苦手な方に参考として頂ければ嬉しいです。