歯周病チェック 歯肉をよく観察しましょう
こんにちは!
日本橋人形町ジェム矯正歯科の歯科衛生士 作野です(^▽^)/!!
先日電車に乗っていると周囲からいや~な臭いが、、、😨
これはと思い臭いがする方を見てみると、歯周病で歯肉がぶよぶよの方が会話をしていました。。。
職業柄、他人の口元や歯並び、口臭に敏感になりがちで、特に歯周病の臭いというのは独特ですぐわかります。
今すぐ歯医者に行くことを勧めたい気持ちになりましたが、さすがに見ず知らずの人にそんなことは言えず、、、( ノД`)
歯周病とむし歯は全く別の原因菌です。
むし歯が全くなく歯が丈夫だと思っていても、歯周病になることは十分にあるのです。
歯周病はよほど症状が進行しない限り、痛みや不快感などは感じません。
ですので、気が付いた時には歯周病が進行してしまっていたということが起きてしまいます。
歯周病の初期症状を見つける為には、歯磨きの時などに自分で歯や歯肉を観察するしかありません。
自分の歯や歯肉の状態には気をつけるように習慣づけることが大切です。
歯周病の初期を歯肉炎といいます。
この段階でまず現れる症状は、歯肉の色の変化と歯肉の形です。
歯に近い部分の歯肉をよく見てください。
健康な歯肉はきれいなピンク色をしていますが、歯肉炎になるとやや紫がかった赤になります。
そして、赤いだけではなく少し腫れてくるのです。
とくに歯と歯の間の歯肉を観察してください。
健康な歯肉は引き締まりとんがった三角形をしていますが、歯肉炎の歯肉は丸みをおびてきます。
指で押してみて、ぶよぶよとやわらかい感じがしたら危険信号です。
また、リンゴなどの硬い物をかじって血が出たり、歯磨きをしていて血が出るということはありませんか?
こういうものだと思っている人も多いようですが、健康な歯肉ではこのようなことは起こりません。
初期の歯周病であれば、歯磨きを丁寧に行い歯肉と歯の間もよく磨くことで、治すことが出来ます。
少しでも歯肉の変化を感じたら歯科医院に受診することをおすすめします。
歯周病は最悪の場合、歯が抜けてしまう恐ろしい病気です。
日頃からよく歯や歯肉を観察するようにしましょう。