矯正治療中の痛み 歯が動くメカニズム
投稿日:2019.4.23 | カテゴリー:スタッフ日記
こんにちは!
日本橋人形町ジェム矯正歯科の歯科衛生士 作野です(*’▽’)
矯正治療を始める際に患者様が不安に感じていることで、よく聞かれるのが治療中の痛みについてです。
私も矯正治療中は痛みに悩まされました(^^;)
矯正治療がスタートし装置がつくと痛みがでる可能性があり、痛みの種類には2種類あります。
歯が動く痛みと装置と頬や唇がこすれる痛みです。
歯が動く痛みの原因は、歯が動く仕組みに関係しています。
歯が動くと痛みがでるメカニズムをこちらのYouTubeで説明しております。
是非参考にしてみてください。
矯正治療は、このような骨の代謝機能を利用して歯を移動します。
緩やかな力を加えることで骨の代謝を促すため、矯正には時間がかかるのです。
代謝機能により、歯は1ヵ月で約0.3ミリ移動することができます。
また、歯が動くときにつながったままの血管や神経が引き伸ばされて、血行が悪くなります。
すると血管内に老廃物がたまって、一時的にジンジンとしびれるような痛みが生じる場合があります。
血の流れがよくなると老廃物も流れていくので、痛みは治まります。
歯の動く痛みは調整後、約5~6時間後に発生し、約2~3日後をピークに1週間程かけてだんだん痛みは治まります。
一度痛みが治まれば基本的に次回の調整日まで痛みが生じることはありません。
また、調整を繰り返すと痛みにも慣れてきますので、矯正治療が進むと初期のような痛みもなくなる方がほとんどです。
歯の動く痛みは、むし歯の痛みのようなキーンとした痛みではなく、圧迫されてむず痒いような痛みです。
もし、痛みが我慢できない場合は、鎮痛剤を服用してください☆