歯間ブラシ実験

投稿日:2012.6.28 | カテゴリー:gem予防プロジェクト 歯周病

こんにちは、gem矯正歯科DHの白川です。
6月も残り3日となりました!!
早く梅雨明けしてくれないかな・・・
今年の夏も、暑いみたいですね(*_*)

本日の1枚↓

 
やわらか歯間ブラシ♪

歯間については、むし歯予防ブログの方でも紹介していまーす!

歯間ブラシ 使い方

ご参考にご覧ください★

先日、歯間ブラシを日常的にお使いの患者様に、こちらのやわらか歯間ブラシのサンプルをお渡ししたところ、
「使いやすかったです!」と好評でした(^_^)v

よく、患者様から「普通のとゴムの、どっちが良いの?」とご質問頂くので、早速実験してみました↓

 

歯にプラークがついています(赤い部分がプラークです)

歯ブラシでプラークを落とします

結構、キレイになりました☆

 

模型から、歯をはずしてみると・・・

みなさんのご想像通り、歯と歯の間にプラークが残ってしまってます

まずは、普通の歯間ブラシを使ってみます

 

☆結果☆

歯茎の中のプラークは残ってしまっています

次は、やわらか歯間ブラシ

☆結果☆

同じく歯茎の中の汚れは取れていません。そして、普通の歯間ブラシよりも残っている範囲が広い!?

こうなったら、フロス

完璧です!!

 

 ☆考察とまとめ☆

・やわらか歯間ブラシは、ゴム製なので、しなりが良く、歯や歯茎にやさしい。変形するが折れにくい。

・普通の歯間ブラシは、ブラシ部分が汚れをしっかりと落としてくれる。折れやすい。

・歯間ブラシはサイズが重要。今回の実験で、残ったプラークの幅に違いが生じたのは、歯間ブラシのサイズの違いだと思います。やわらか歯間ブラシは先端がSSサイズですが、根元にいくにつれ太くなっています。そのため、奥まで入れると少しキツく感じました。普通の歯間ブラシはSSSなので、どの場所もスムーズに通りました。これは、ご使用頂く上でも重要になりますので、歯間の大きさに合ったサイズを選びましょう。

・一番細い歯間ブラシでも、歯茎の中はお掃除できない。デンタルフロスを使うことで、歯茎の中までしっかりとお掃除できます。

 

フロスは難しいからと歯間ブラシを使いがちですが、歯間ブラシには限界があります。歯周病予防のためには、歯茎の中の汚れをフロスを使ってお掃除しなければいけないということが、おわかり頂けたかと思います。

フロスの使い方についてご不明な点などございましたら、白川までお気軽にお声掛けください☆