歯に関するクイズ解説編
こんにちは!日本橋人形町ジェム矯正歯科 受付の根本です。
桜が満開となり春を感じる季節となりましたが、お花見にはいかれましたか🌸
暖かい日が多くなってきたので、街中を散歩しながら桜を楽しんでみてはいかがでしょうか。
満開の桜から少しずつ花びらが散ってしまいましたが、葉桜も綺麗ですよ!
さて、今回は1月のブログで出題した歯に関するクイズの解説編です(^^)
クイズの答えを詳しく知り、一緒に歯の知識を増やしていきましょう!
✍第一問
歯全体を構成する主な組織は「〇牙質」と言います。
空欄には動物の名前が当てはまりますが、正しいものはどれでしょうか?
答え⇒1.象🐘
解説:
歯を構成する主な組織の名前は、「象牙質(ぞうげしつ)」と言います。
先述の「エナメル質」の色は透明で、この「象牙質」の色は基本的には白色(多少黄色味を帯びている等の個人差はあります)です。
歯が白く見えるのは、透明なエナメル質から象牙質が透けて見えているためです。
✍第二問
「歯垢(しこう)」とは、なんでしょうか?
答え⇒3.細菌の塊
解説:
歯の表面がネバネバしていたら、その正体こそが歯垢です。
1gあたりに約1000億個以上の細菌が詰まっていると言われており、これを放置すると虫歯の原因となります。
歯垢は、食後4~8時間で作られてしまうため、毎食後の歯磨きが重要になります。
ちなみに、この歯垢が硬くなったものが「歯石(しせき)」です。
✍第三問
歯が抜けてしまうと、言葉の発音がしにくくなります。
前歯が抜けると特にどの音の発音がしづらくなるでしょうか?
答え⇒3.サ行
解説:
歯が抜けると、その隙間から息が漏れてしまうため発音が不明瞭になってしまいます。
特に前歯が抜けた場合は「サ行」が、奥歯が抜けた場合は「ハ行」と「ラ行」の発音に支障を来たします。
✍第四問
歯の表面はエナメル質という骨よりも硬い組織で覆われています。
子のエナメル質はどの鉱物(宝石)と同じくらいの硬さでしょうか?💎
答え⇒3.水晶🔮
解説:
エナメル質は、硬さの尺度のひとつモース硬度[7]ほどの硬さがあります。
この中では水晶のモース硬度[7]が最も近い硬度です。
ちなみに、真珠は[3.5〜4]、サファイアは[9]、ダイアモンドは地球上の鉱物の中で一番硬い[10]。
歯を削るときに使うバーの表面には、ダイアモンド粒子を付けたものが多くあります
✍第五問
奥歯を磨くコツはなんでしょうか?✨
答え⇒2.口を小さく開ける
解説:
口を大きく開けると頬が引っ張られるため、逆にハブラシが奥まで届きにくくなります。
口は小さめに開き、唇の角をハブラシの柄で軽く引っ張るようにしてみましょう。
こうすることでハブラシが奥歯に届きやすいため、より磨きやすくなります。
奥歯は虫歯ができやすい歯でもあるため、この方法を意識して磨いてみましょう。
簡単なクイズでしたが、こうして解説を見ることでより知識を深めることが出来ますね!
こうした簡単なクイズから歯について知る機会を増やし、少しずつ歯に興味を持っていただけたら嬉しいです。