歯磨剤の成分 

投稿日:2016.5.9 | カテゴリー:gem予防プロジェクト 歯周病, ジェムブログ

 

こんにちは!ジェム矯正歯科の菊地です(*^^*)
ゴールデンウィーク、皆様はリフレッシュされましたか?
私は友達とショッピングや肉フェス、公園でのんびりしたりと充実した休日を過ごすことが出来ました(^^)
5月病に負けず頑張りましょう!(笑)

 

本日は皆様も毎日お使い頂いていると思います歯磨剤(歯磨き粉)の成分についてご紹介させていただきます。

・化粧品→歯磨剤の基本成分のみで構成
・医薬部外品→基本成分+薬用成分

この2種類に分類されます。

《基本成分》
1、研磨剤
プラークやステインを除去しやすくし、プラークの付着を抑制し、歯の表面を滑沢にする
→リン酸水素カルシウム、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム

2、保湿剤
歯磨剤に適度な湿り気を与える
→グリセリン、ソルビトール

3、発砲剤
汚れを取れやすくし、洗浄効果をUPさせる
→ラウリル硫酸ナトリウム

4、結合剤
粉体と液体成分を結合させ、全体の成分を固定する
→カルボキシメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム

5、香味剤
爽快感を与え、ツヤを出す働き
→メントール、キシリトール

6、保存剤
カビや変質を防ぐ
→安息香酸ナトリウム

7、着色剤
歯磨剤の外観を整える
→ブリリアントブルー、アシッドレッド

《薬用成分》
1、齲蝕予防
 ・歯質強化→モノフルルオロリン酸ナトリウム、フッ化ナトリウム
 ・殺菌→塩酸クロルヘキシジン

2、歯周病予防
 ・殺菌→塩酸クロルヘキシジン、トリクロサン
 ・消炎→ヒノキチオール、グリチルリチン酸類
 ・出血抑制→トラネキサム酸

3、その他
 ・知覚過敏抑制→乳酸アルミニウム、硝酸カリウム
 ・歯垢分解→デキストラナーゼ
 ・口臭抑制→銅クロロフィル
 ・歯石沈着防止→ピロリン酸ナトリウム
 ・歯の漂白→過ホウ酸ナトリウム

以上の成分などが歯磨剤には含まれています。

様々な歯磨剤が発売されていて何を使用すれば良いか迷ってしまいますよね。
パッケージの裏側をみると必ずどんな成分が含まれているか書かれていますので、
ご自身のお悩みに合った成分が配合された歯磨剤を選択されると良いかと思います。
化粧品に分類される歯磨剤は齲蝕予防や歯周病予防をする薬用成分は含まれていないため
薬用成分も配合されている医薬部外品の歯磨剤のご使用をお勧め致します(^^)/
ホテルのなどのアメニティとして置かれている歯磨剤は化粧品に分類されるものがほとんどのようです!

私も使ったことのない歯磨剤がたくさんあるので様々な商品を試していきたいと思います☆