免疫の働き
こんにちは、gem矯正歯科DHの白川です。
本日は、免疫についてご説明致します。
免疫とは?? 自己(ガン細胞など)を攻撃・殺傷・排除して
疫病(病気)を免れる働きのことで、このような働きを免疫力といいます。
免疫力のことを自然治癒力とも言います。
一生懸命、働く免疫細胞
私たちの身体を構成する約60兆個の細胞のうち約2兆個、重さにして約1kgほどが、免疫細胞です。
免疫細胞は、1日に100億個が入れ替わり、毎日、私たちの体を守ってくれています。
体の中をパトロールしている、おまわりさんの様な存在です。
私たちは、この免疫力がない限り、生きていくことはできません。
腸は第2の脳
人間の免疫機能の60パーセント程度が、腸管に集まっているため、腸は脳の次に重要な器官を言われています。
加齢による胃腸の衰えからくる腸内の細菌バランスの崩壊は、免疫低下の原因と考えられており、腸内環境の改善は、免疫力を高めることにつながります。
最近では、乳酸菌などが注目されていますよね。
ガン細胞4000個
死亡原因第1位のガンですが、健康な人でも毎日4000個のがん細胞が生まれています。
このガン細胞は、免疫機構が正常に働いていればすぐに摘み取られ、即ガンにはなりませんが、加齢と共にその危険度は高まります。
加齢と共に崩れる免疫機能
こちらの図のように、免疫機能のピークは20~30代で、加齢と共に低下します。
加齢の他に、ストレス、環境、食生活、生活習慣、抗生物質 なども、免疫機能を低下させる原因になります。
ガン細胞が一日4000個も生まれているけれど、元気に生活できるのは免疫細胞のおかげなんですね☆
知らない間に、働いていてくれる免疫さんに感謝です!!
次回は、免疫機能が低下すると起こる病気についてご紹介致します。