お口の夏バテ 

投稿日:2015.8.31 | カテゴリー:スタッフ日記

こんにちは!
ジェム矯正歯科の作野です(^^)/

 

今日で8月が終わりですね!
夏が終わってしまいますねー(>_<)
先週くらいから急に涼しくなり、もうすでに秋の陽気ですが、、、
過ごしやすくなって快適ですが、私は夏が大好きなので7月に戻ってほしいです(ToT)/

 

 

涼しくなってしまい暑かったことを忘れてしまいそうですが、梅雨明けの時期は猛暑続きだった今年の夏!
熱中症対策など、体調管理に気をつけていたという人も多いと思います。

 

しかし、暑さが体だけでなくお口の健康にも影響することはご存知でしょうか??
お口の中も夏バテを起こしてしまうんです(>_<)

 
今年のように猛暑が続いた夏は、スポーツドリンクや炭酸飲料、ビールにお世話になっていたという人も多いと思います。

暑い日に飲む冷えたビールの美味しさはたまらないですよね!!!

 

しかし、このような飲み物は、歯の構成成分であるミネラルを溶かす酸を多く含みます。
歯の表面は体の中で最も硬いエナメル質でできていますが、酸が強敵(*_*)

pH5.5よりも低い数値の酸性の食べ物や飲み物に長時間触れるとエナメル質が溶け始めます\(◎o◎)/

この猛暑で摂った飲み物が、ジワジワと健康な歯を保つ歯の体力を奪っており、歯にとっての夏バテのような状態になってしまっています。

 

さらに、スポーツドリンクや炭酸飲料、ビールといった飲み物には、酸だけでなく糖質も含まれています。
むし歯菌は糖質をエサにして活動を始め、プラークを作り、酸を出します。

 

こうして、食品の酸だけではなく、むし歯菌が作り出す酸によっても歯は溶けるのです(*_*)

夏の歯は、このような酸のダブル攻撃を受けてしまっています。

溶け出した歯のミネラルは、唾液の効果で元に戻りますが、夏休みでおやつのだらだら食いや夏の飲み会で夜遅くの飲食などで生活習慣が乱れていると、ミネラルが元に戻る時間がありません。

このようなお口の夏バテを放っておくと、気が付いた時にはお口の中は最悪な状態に、、、。

むし歯や歯周病になってしまう前に、ケアが大切です!!

 

ミネラル分が溶け出している夏バテ状態の歯には、溶け出したミネラルを戻してあげることが重要となります。

まず、酸性に傾いている口内環境を中性に戻すこと。

酸性の飲み物などを摂った後は、水でうがいをするだけでも中性に近づきます\(^o^)/

糖質を含んだ食べ物を摂った時は、歯磨きをしてプラークを取り除きましょう!!

そうすることで、唾液に含まれているミネラルが歯に戻りやすい環境になります。

 

生活リズムの乱れもお口に悪い影響を与えます(>_<)
だらだら食いや夜遅くまで飲食は控えるようにしましょう!!